♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
涙の数だけ…
数年前から「涙活」という言葉を聞くようになりましたが
涙を流すことは、身体を落ち着かせる副交感神経を活性化するため、涙を流すと、良質な睡眠と同じくらいのリラックス効果が得られるといいます。
「涙」には大きく分けて3種類あります。
1つは目の表面を保護したり酸素を供給したりするために基礎的に分泌される涙
2つ目は玉ねぎを切ったときや、煙やゴミが目に入ったとき、ワサビを食べたときなどに出る刺激性の涙
3つめは、情動の起伏によって出る感情性の涙です。通常、人が「泣く」というときの涙は、この感情による涙を指します。
人は外界から何かメッセージを受けとったとき、大脳辺縁系にある重要な神経核「扁桃体」で、「好き・嫌い」「快・不快」といった感情がつくられます。
扁桃体のすぐ隣には視床下部があり、そこから自律神経が体に伸びています。特に涙は自律神経のなかでも交感神経と強く結びついており、感情によって交感神経が優位になると、抹消にあるまぶたの奥の涙腺が刺激され、涙が流れるのです。
そして
感情によって涙が流れると、脳から分泌されるホルモンの「プロラクチン」や、副腎皮質刺激ホルモンの「ACTH」、副腎皮質ホルモンの「コルチゾール」といったストレス物質も涙と一緒に体外に流れ出ます。
つまり、感情がたかぶって流れる涙には、ストレスの原因になる物質を排出してくれます。
また、涙にはストレスによって生じる苦痛をやわらげる脳内モルヒネ「エンドルフィン」に似た物質も含まれているといわれています。
目にゴミが入ったりして涙が出てもストレス物質は流れませんが、悲しいときや悔しいときに思いっきり泣くと、ストレス物質を排出し、苦痛を緩和することができるのです。
大人になると
辛いことがあっても、悔しくても、悲しくても
感情に蓋をしたり、人目を気にして
「泣く」ということがあまりできなくなるものです。
映画、動画、小説等を見て涙を流す涙活方法があります。
過去自分が見てきた中で泣いた作品がないかを思い出してみると
その中に共通点があると思います。それが「泣けるツボ」になります。
多分、過去や今の自分の感情と重なったりする時なのだと思います。
人間の身体は、朝、起きるとともに活発になり、夜に向かって、身体がリラックスしていくようにバイオリズム上、作られているので
夜のほうが泣きやすい状態になっています。
アロマやお香を焚くのもよりリラックス効果が得られます。
涙を流す意外な方法で体も心もデトックスすると
スッキリするかもしれません。
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