♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 10 / 29  07:45

朝、体が「だるおも」なのは…【脾】の疲れ

朝、体が「だるおも」なのは…【脾】の疲れ

 

季節の変わり目に体調をくずしたり、

どことなく体がだるかったり、

特に朝に体が重い

 

それは「」が弱っているかもしれません。

 

脾は胃とペアになって消化吸収を司り

飲食物から栄養を取り出し、気や血、水に作り変えて運び出す働きがあります。 

 

この時必要なものと不要なものを仕分け

必要なものはエネルギーに変え、不要なものは体外に排出する働きも担います。 

 

内臓を正しい位置に収めて、脂肪が垂れないように引き上げる働きや

血が血脈から外へ漏れるのを防ぐよう統制する働きもあります。 

 

脾は湿気や熱に弱いので、脾が弱い人は、梅雨の時期や季節の変わり目になると、だ るさや頭重感などの不調が出がちに

消化吸収力の低下、むくみ、下痢、ニキビ、やる気の低下なども起きやすくなります。 

 

胃と脾にエネルギーを集中する時間は午前中といわれます。

胃にエネルギーが集中する時間=午前7-9
脾にエネルギーが集中する時間=午前9-11

 

朝ごはんを食べないと消化器官である胃と脾にエネルギーが集中している時間に物が入っていないことから、胃と脾は空回りし、この状態が習慣化すると消化機能の低下を招きます。

 

また脾の働きの1つに、食べ物の中の水分を加熱し、水蒸気に変え、その水蒸気で体全体を潤すことがあります。

 

この脾の働きを妨げる行為が

冷たいものの飲食です。

 

体内で飲食物を加熱しようとしている時に、冷たいものが入ると熱が奪われ、水が水蒸気になりません。

 

すると液体状の水が体内に溜まり、それが体を冷やします。

 

体の加熱機能が低下すると、体中の隙間に液体上の水が溜まり、カラダが重く疲れやすくなります。

 

足の前の内側を通る脾経は、脛骨と筋肉の隙間を下から上に向かって流れ、下腹部を通ります。

なので消化器系の機能が弱い方などは、気の流れが滞りやすくもなります。

 

そのため、足の前の内側が詰まりやすくなり、水や血液が溜まり、むくみの原因となります。

 

また漢方では、

冷えやすい人は「脾」が弱っていると考えます。「脾」にダメージを与える行動を「久坐」と呼び、長時間座りっぱなしでいることを表します。

猫背になり内臓を圧迫することで、代謝や血流が低下して体が冷えるのです。

 

 

脾を整える生活習慣

朝食を食べる

冷たいもの、油っぽいもの、水分をとりすぎない 

 

 

なるべく座りっぱなしにならないように心がけることも大切です。

 

在宅やデスクワークの方が増えている中

比例して座りっぱなしによる腰痛や肩こりが辛いとい方がとても増えています。

 

座りっばなしは内臓にも負担をかけるので

意識的に動かすことを心がけてみてくださいね。

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