♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 10 / 20  08:27

【旬】の食材には意味がある=体に良い理由

 

食欲の秋!は、おいしいものがいっぱいで、

そして旬のものもたくさん。

 

その「旬」のものを頂くことには意味や健康面でのメリットがあります。

 

季節に伴い、体も変化すると考えられており、自然と体を調和させるために、その土地で採れる季節のものを食べると良いとされています。

 

体も四季に合わせて動いているので

旬のものは

その時期に体が欲する効能を持ち

 

特に旬の野菜は季節ごとの体調変化に応じ、体のバランスを整えてくれるのです。

 

 

秋の食材の効能

レンコン

止血、強壮強精、強心、精神安定、ハスの実は長寿食品

 

セロリ

降圧、鎮静、浄血作用がある。胃腸の冷える人は多食を避ける

 

熱を冷まし、胃と肺を潤し、口の渇きと咳を止める。食べすぎは冷えに注意

 

体に潤いを与え、咳と痰を止める

 

 

長芋

消化、健胃、強壮強精。熱を加えると消化が悪くなる

 

サツマイモ

便通促進、健胃、整腸、解毒作用がある。茎は腫れ物改善に良い

 

りんご

水分を補い、肺を潤す。体内の水分を正常に保ってくれる

 

ぶどう

滋養、健胃、消化促進作用がある。干しぶどうは鉄分の含有量が多い

 

柚子

胃の不快感を緩和し、食欲増進作用がある。精神の抑うつ状態を軽減

 

ブロッコリー

腎機能を強化し、胃腸を丈夫にする。内臓全体を補う

 

人参

血糖降下、スタミナ強化、補血、夜盲症、角膜乾燥症(ドライアイ)に作用

 

腎を補いわ筋肉を強くする。滋養、血行促進の作用

 

イワシ

EPA(エイコサペンタエン酸、不飽和脂肪酸)が方ゆで、脳血栓を予防。

 

また食事の効能は栄養を摂るだけではなく

東洋医学には哲学が根本にあり、

『見て感じる』ことは、心にも体にも大きな影響を与えると考えられています。

季節を感じながら旬野菜を食べて、五感で食事を楽しめば、体が喜び、心が満たされ、薬膳効果が得やすくなるんだとか。

 

薬膳では、食材も漢方の生薬と同様に5つの性質(熱、温、平、涼、寒)に分けられ

 

熱や温の食材は、体の気・血を巡らてくれます。

 

気は生命活動を営むエネルギー、血は全身を巡って体に栄養を与えてくれます。

 

五性の意味と代表的な食材

【熱】体を温め、冷えを予防し、血流を促す作用がある。熱性には唐辛子、こしょうなど。

【温】温性にはしょうが、鶏肉など

【平】体を温めも冷ましもしない中間の性質で、きのこ類、豆類、米など。

【涼】熱を冷ます作用、利尿、消炎作用があり、興奮を鎮める。夏野菜など

【寒】涼と同様に利尿効果を高め熱を取る。 

フルーツなど

 

温性や熱性は「冬の食材、北国の食材」が多くあり、寒性や涼性は「夏の食材、南国の食材」が多くあるわけです。

つまり、その時期の旬のものを食べれば、夏ならば身体が冷やされ、冬ならば温まり、より快適な状態を維持できるということになります。

 

ちなみに

「秋茄子は嫁に食わすな」という諺がありますが

おいしい秋のなすは、もったいないから嫁には食べさせるなという姑の嫁いびりの言葉説と

反対に、なすは体を冷やす野菜で子供ができないといけないから、嫁には食べさせるなという優しさ説があります。

 

 

 

旬の食材を美味しく感じるのは、

その季節ごとに、私たちの

体に必要な働きをしてくれるからなのですね。

 

体が疲れていたり

胃腸が弱っていると食欲の秋も楽しめません。

 

まずは体を整えて、食欲の秋を満喫しましょう

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