♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 09 / 20  07:45

秋は【潤い】を

 

 

だいぶ秋らしくなり

暑い季節が終わって身体が少し楽になるかと思いきや、

 

なんだか身体がだるい疲れやすいと感じる方も増えているようです。

 

中国には昔から春困秋乏という言葉があります。

 

春は眠く、秋はだるいという意味で

人は、一つ前の季節によって身体はつくられますので、夏の暑い時に蓄積した疲れは

秋にどっと出てくるのです。

 

そして

 

外から身体の中へ侵入し、身体へなんらかの影響を与えるものを東洋医学では「外邪」とよびますが

外邪には「風・寒・暑・湿・燥・火」の6つの邪気が存在します。

 

秋の季節の邪気は、外が乾燥するため

燥邪の影響を身体は受けやすくなり、燥邪の影響を最も受けるのは「肺」を中心とする呼吸器系(鼻・のど・気管支)です。

 

肺には、呼吸だけでなく、エネルギーや潤いを運ぶ役割もあります。

肺が弱ることで、体内に潤いとエネルギーがうまく巡らず、乾燥を引き起こしたり、気の巡りが停滞することで憂い気味になったりすると言われています。

 

さら「肺は皮膚大腸とも繋がりがありますので、のどの乾燥以外に、皮膚の乾燥・かゆみ、便秘気味などの症状も燥邪が原因かもしれません。

 

「肺」は乾燥を嫌い、潤いを好む臓器といわれている為、適度に身体に潤いを与えてあげることが秋の養生のポイントとなります。

 

 

乾燥を防ぐには

加湿器を使用したりするなど、適度な湿度を保ち喉に負担がかからないよう、鼻呼吸を意識することも大切です。

また、白湯や温かいお茶などで水分をこまめに取る

ことも。

 

梨、ごま、れんこん、白きくらげ、松の実、などは

体の潤いを補ってくれる食べ物です。

 

この時期、

体調不良やメンタルの不調を感じる時は

まず、体を潤わせることを意識してみると

良いかもしれません。

 

秋はなんとなく淋しくなったり気分に波がでやすい季節でもあり

意識的にリラックスできる時間を作る事も、この季節の変わり目を上手に過ごすポイントです◟̆◞̆ 

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