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【背中の硬さ】の原因は実は足腰(下半身)にある
「背中」が硬い、痛い…というお悩みが増えています。
1回大きく深呼吸をしてみて、その時に背中にちょっとした違和感や痛み、または背中が板のように硬くて膨らまない感覚がある方は、背中が硬くなり、
さらにはそれが呼吸を浅くしている可能性があります。
深い呼吸ができるようになると
背骨が緩み全身もじんわりと温かくなり
心も体もほぐれていきます。
🔹呼吸と心の関係
深い呼吸で心もほぐれるのは
自律神経のバランスが整い、不要な緊張がなくなるからです。
自律神経は背骨の周りに通っているので、背中の筋肉が固まっていたり、背骨を柔軟に動かせなかったりすると、自律神経もうまく機能しません。
背骨やその周りの筋肉が緩むことで自律神経の働きが活発になりますが
それは脊柱(首から尾骨まで)の部位と関係しているので、背骨や周りが柔軟に動く状態だと、交感神経と副交感神経もバランスよく機能することができます。
なので深い呼吸をするには
背中を緩めることも意識することが大切です。
🔹背中の硬さの原因は背中ではない
そして実は背中が硬い時というのは
原因は、ほぼ足腰の硬さにあります。
身体の土台である足腰の筋肉に問題があると、身体を支える機能が低下し、姿勢を維持することが困難になり
結果、背中には大きなストレスを与えることになり、背中の異常を感じやすくなります。
つまり
背中を緩めるには足腰の筋肉の柔軟性を取り戻すことが大切です。
上半身を頑張ってストレッチするより
足腰周りをストレッチした方が全体的に緩みます。
🍀下半身から背中を緩める簡単ストレッチ
太もも裏の筋肉=ハムストリングスの柔軟性がアップすると、骨盤が正しい位置に戻るため、姿勢が改善し、ヒップアップ効果もあります。
<1>うつ伏せになり、太ももの下にタオルを挟む(薄めのバスタオルを筒状にしたもの)
・顔は上げて目線は正面にし、重ねた手の上にあごをおく。
・足は腰幅に広げます。そして固く巻いたバスタオルを太ももの下に仕込みます。
これによって、太ももの前の筋肉をほぐす効果があります。
<2>かかとを90度にし、膝を曲げてお尻につける
・STEP.1の体勢から足首は90度にし、右の膝を曲げてかかとをお尻につける。この動きを20回。
・このとき、骨盤が床から浮かないように注意しましょう。
これで太ももの筋肉が柔軟になり、ヒップアップ効果が得られます。
長時間座ることが多い人は、日頃から足腰の筋肉が硬くなりすぎないように意識し、
それでも背中の硬さ、呼吸の浅さ、下半身の張り…気になる方は
ご相談ください◡̈
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