♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 08 / 24  07:35

自然の流れに沿って…【処暑】の過ごし方

 

残暑は続いていますが、23日から二十四節気では「処暑」。

 

暑さが落ち着いて、秋の気配が感じられる時季とされます。

 

... とはいえ夏の疲労がピークになり

一気に疲れを感じ始める人も多い頃。

寒暖差や気圧差の変化も激しい時期ですので、頭痛などを感じる方も多いかもしれません。

 

中医学では「清熱潤燥(せいねつじゅんそう)・滋陰補肺(じいんほはい)」という 熱を冷ましつつ乾燥を防ぎ、夏の疲れた身体に潤いと元気を与え、秋に向けて「肺」を補うとよい時期とされています。

 

「肝、心、脾、肺、腎」の5つを「五臓」とし、肝は春、心は夏、脾は長夏(梅雨)、肺は秋、腎は冬に活発に動くとされています。

 

気持ちの面では、暦では秋に入っているため、もの悲しさの感情が出やすくなると言われます。

 

新しいことをスタートさせるよりも

春夏の疲れを少しずつクールダウンするように過ごすと良いとされます。

 

また、疲れが出やすい「処暑」の頃は、「扶正祛邪(ふせいきょじゃ)」といって、エネルギーを補給・充満させ、寒暖差などで発生する病気(邪)を遠ざけるという考え方が、重要なポイントになります。

 

しっかりと休息をとり、食欲を落とさないようにしたり

気の使いすぎ、体力の使いすぎ、そして暴飲暴食には、注意が必要です。

 

これらをしてしまうと心身ともに消耗し、エネルギー不足になり

抵抗力の低下から、邪気が入り込む隙間を作ってしまうことに

 

深呼吸を意識的にくり返すことで肺が強く養われ、気持ちも穏やかになります。

 

 

四季が巡るように

もともと自然には循環装置が備わっていて

 

むずかしいことや

ややこしいことをしなくても

ちゃんと元に戻るようになっていると言います。

 

人は便利さや、近道を優先して

自然の法則からかけ離れたことをしすぎて

 

本来持っていた元に戻るチカラを

忘れてしまっているようです。

 

夜は寝る

疲れたら休む

悲しい時は泣く...

 

シンプルなことが、一番のリセット方法かもしれません。

3A8A75D5-5506-4552-9228-BE49F50A2D92.jpeg

ご予約はこちらから💁‍♀️🔽

https://izumi-kanade.com/free/yoyaku