♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 08 / 18  08:13

雨の前や台風が来ると【古傷】が痛む原因

 

台風の影響からかコリなどにより「痛み」を感じている方が多い数日

 

直ったはずの昔にケガした部位や手術をした部位が、季節の変わり目や雨が降る前、寒くて身体が冷えたときなどに痛む

 

という経験があるかもしれません。

これはなぜでしょうか。

 

実はこの「古傷が痛む」現象は

見た目は完治したように見えても皮膚の下の筋肉組織が完全に修復されていないために起こると言われています。

 

血流が悪くなったり、筋肉の伸縮がうまくいかなくなったりすると痛みを感じやすいのですが、これも自律神経と大きな関係があります。

 

頭痛や何となくの身体の痛みから

「雨が降りそうだ」という予想が当たることがあるかもしれません。

 

これは耳の「内耳」にある気圧受容器が

気圧に対して反応するためで

気圧の低下を内耳でキャッチすると、交感神経の働きが活発化し、血管の収縮が起こります。

 

すると古傷やまわりの痛覚神経が高ぶり

痛みが生じます。

同時に内耳の反応でリンパ液に波が起き、身体を動かしたかのような間違った情報が脳に送られ、さらに交感神経を刺激してしまうのです。

 

また、気圧が低下すると自律神経が活発になりヒスタミンが過剰に合成されます。

ヒスタミンは、体の組織内に広く存在する化学物質で、怪我などをすると活性化し炎症反応を促進する性質があるため、痛みや腫れが出てくることになります。

 

また体の不思議で

なんと痛みというのは脊髄や脳に記憶されるといいます。この記憶が常に大脳を刺激することで、痛みの刺激がなくても脳は痛みを感じてしまい

怪我をした時と同じシチュエーションになったりすると古傷が痛むということがあるんだとか。

 

ストレスを感じている時ほど

肩こりを感じやすかったり、肩が凝っていてもポジティブな時はあまり感じなかったり

 

これも自律神経が関係し、交感神経が高まっていると痛みを感じやすくなります。

 

古傷に対して大切なことはその部分の血行を良くし、組織を活性化させる事です。

そのためにもストレッチをしたり

 

自律神経の活動を整える為にも十分な睡眠時間の確保や規則正しい生活リズム、食生活を心がけることが大切です。

 

緊張を改善するマッサージも効果的ですし

温泉が効果的なのも血行を促進するからなのですね。

 

痛みやコリを感じやすい数日ですが

なるべく血流を良くすることを心がけましょう。

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