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リラックスを自分でつくる【自律訓練法】
布団に入ると思考が働いてしまい疲れがなかなか取れず、寝付けない…
力がなかぬか抜けない…
ストレスや緊張が強い状態になると交感神経が活発になりすぎ、心身が疲弊してしまいます。
このご時世、ストレスが皆無の生活は難しいかもしれませんが、
自分でストレスを軽くしたり、解消させたりする「セルフコントロール」はとても重要だと感じています。
常に緊張状態にあり、リラックスできない方にオススメなのが
自律訓練法という手法です。
自律訓練法は古くからあるリラクセーション法の1つでドイツの精神医学者が始めたもこぇ
心療内科や精神科などでも使われる一種の自己催眠法で、わずか数分で 全身をリラックスさせることができ、心身の疲れがすっきりとれると言われます。
オリンピック強化選手のメンタルトレーニングに使われたこともあるんだとか。
簡単にいうと
「自己催眠」です。
🍀自律訓練法のやり方
【準備】
背もたれのあるいすに姿勢よく座る。あおむけに寝て行ってもよい
ベルト、時計、眼鏡など体を締めつけるものははずし、暗く、静かな場所で行うのが◎
【1】
「気持ちが落ち着いている」と心の中でゆっくり繰り返す。
【2】
両腕・両脚に重さを感じる
- 利き腕に意識を向ける。利き腕が右なら、「右腕がとても重たい」と心の中でゆっくり繰り返す。
- 逆の腕も同様に行う。
- 右脚全体に意識を向ける。「右脚がとても重たい」と心の中でゆっくり繰り返す。
- 逆の腕も同様に行う。
- 両腕、両脚が重いことを感じる。
【3】
両腕・両脚に温かさを感じる
- 利き腕に意識を向ける。利き腕が右なら、「右腕がとても温かい」と心の中でゆっくり繰り返す。
- 逆の腕も同様に行う。
- 右脚全体に意識を向ける。「右脚がとても温かい」と心の中でゆっくり繰り返す。
- 逆の腕も同様に行う。
- 両腕、両脚が温かいことを感じる。
【4】
腕に意識を向け、「心臓が静かに打っている」と心の中でゆっくり繰り返す。
【5】
呼吸に意識を向け、「自然に楽に呼吸している」と心の中でゆっくり繰り返し、腹式呼吸を行う。
【6】
おなか、胃の辺りに意識を向け、「おなかが温かい」と心の中でゆっくり繰り返す。
【7】
額に意識を向け、「額が心地よく涼しい」と心の中でゆっくり繰り返す。
【8】
- ゆっくり目を開ける。
- 手を前に出し、力を入れてグーの形を作る。
- 勢いよくパーの形に開く。
- 2と3を何度か繰り返す。
この自己催眠は「悩み事が多くてなかなか寝つけない」という人にもぴったりだそう。
催眠状態とは『心が弛緩している状態』
つまり『脳から力が抜けている状態』です。
ここで大切なのは『悩まないようにしよう』などと無理に思わないことです。
問題を解決しようとする潜在意識と逆行して心に葛藤が生まれ、余計に眠れなくなるだけでなく、ストレスが増してしまいます。
『悩んでもいいんだ』と自然と思えるようになると、心が軽くなって上手にストレスを解消できるようになるんだとか。
自己催眠は意識の方向性を同一にするために「一点集中する」必要があり、自然と集中力が向上します。
脳波や皮膚温、呼吸数、血圧、胃腸の機能なども好転するといわれ
さらに脳の緊張が緩むことで、潜在意識から斬新なアイデアやひらめきも生まれやすくなり、
日頃の仕事のパフォーマンス力を上げるのにも効果を発揮しそうです。
まず、「心と身体が弛緩している状態」を実感することが大切です。
マッサージ中のウトウト状態もこれと同じで
とても脳には良い状態なのです。
体と心は密接に関係しているので
一度体がリラックスすると心もほぐれ、また心がほぐれると更に体がほぐれ、更にほぐれた体が心をよりほぐし…というように、リラックスはどんどん循環していくかもしれません。
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