♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 08 / 08  08:01

リラックスを自分でつくる【自律訓練法】

 

 

布団に入ると思考が働いてしまい疲れがなかなか取れず、寝付けない

 

力がなかぬか抜けない

 

ストレスや緊張が強い状態になると交感神経が活発になりすぎ、心身が疲弊してしまいます。

 

このご時世、ストレスが皆無の生活は難しいかもしれませんが、

自分でストレスを軽くしたり、解消させたりする「セルフコントロール」はとても重要だと感じています。

 

常に緊張状態にあり、リラックスできない方にオススメなのが

 

自律訓練法という手法です。

 

自律訓練法は古くからあるリラクセーション法の1つでドイツの精神医学者が始めたもこぇ

 

心療内科や精神科などでも使われる一種の自己催眠法で、わずか数分で 全身をリラックスさせることができ、心身の疲れがすっきりとれると言われます。

 

オリンピック強化選手のメンタルトレーニングに使われたこともあるんだとか。

 

簡単にいうと

「自己催眠」です。

 

🍀自律訓練法のやり方

 

【準備】

背もたれのあるいすに姿勢よく座る。あおむけに寝て行ってもよい

ベルト、時計、眼鏡など体を締めつけるものははずし、暗く、静かな場所で行うのが◎

 

1

「気持ちが落ち着いている」と心の中でゆっくり繰り返す。

 

2

両腕・両脚に重さを感じる

  1. 利き腕に意識を向ける。利き腕が右なら、「右腕がとても重たい」と心の中でゆっくり繰り返す。
  2. 逆の腕も同様に行う。
  3. 右脚全体に意識を向ける。「右脚がとても重たい」と心の中でゆっくり繰り返す。
  4. 逆の腕も同様に行う。
  5. 両腕、両脚が重いことを感じる。

3

両腕・両脚に温かさを感じる

  1. 利き腕に意識を向ける。利き腕が右なら、「右腕がとても温かい」と心の中でゆっくり繰り返す。
  2. 逆の腕も同様に行う。
  3. 右脚全体に意識を向ける。「右脚がとても温かい」と心の中でゆっくり繰り返す。
  4. 逆の腕も同様に行う。
  5. 両腕、両脚が温かいことを感じる。

4

腕に意識を向け、「心臓が静かに打っている」と心の中でゆっくり繰り返す。 

 

5

呼吸に意識を向け、「自然に楽に呼吸している」と心の中でゆっくり繰り返し、腹式呼吸を行う。

 

6

おなか、胃の辺りに意識を向け、「おなかが温かい」と心の中でゆっくり繰り返す。

 

7

額に意識を向け、「額が心地よく涼しい」と心の中でゆっくり繰り返す。

 

8

  1. ゆっくり目を開ける。
  2. 手を前に出し、力を入れてグーの形を作る。
  3. 勢いよくパーの形に開く。
  4. 23を何度か繰り返す。

 

この自己催眠は「悩み事が多くてなかなか寝つけない」という人にもぴったりだそう。

 

催眠状態とは『心が弛緩している状態』

つまり『脳から力が抜けている状態』です。

 

ここで大切なのは『悩まないようにしよう』などと無理に思わないことです。

 

問題を解決しようとする潜在意識と逆行して心に葛藤が生まれ、余計に眠れなくなるだけでなく、ストレスが増してしまいます。

 

『悩んでもいいんだ』と自然と思えるようになると、心が軽くなって上手にストレスを解消できるようになるんだとか。

 

自己催眠は意識の方向性を同一にするために「一点集中する」必要があり、自然と集中力が向上します。

 

脳波や皮膚温、呼吸数、血圧、胃腸の機能なども好転するといわれ

 

さらに脳の緊張が緩むことで、潜在意識から斬新なアイデアやひらめきも生まれやすくなり、

日頃の仕事のパフォーマンス力を上げるのにも効果を発揮しそうです。

 

まず、「心と身体が弛緩している状態」を実感することが大切です。

 

マッサージ中のウトウト状態もこれと同じで

とても脳には良い状態なのです。

 

体と心は密接に関係しているので

一度体がリラックスすると心もほぐれ、また心がほぐれると更に体がほぐれ、更にほぐれた体が心をよりほぐしというように、リラックスはどんどん循環していくかもしれません。

 

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