♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
6月の養生(過ごし方のポイント)
梅雨時の6月は
外気や家の中も湿気が溜まり、体の中にも湿気が溜まりやすい季節です。
この時期の身体の重だるさ、眠け、むくみ、肌荒れ、吹き出物などの症状は
身体に湿気がたまっているからと言えます。
溜まった湿気のことを湿(しつ)と呼び、湿が過剰に停滞して排出されにくい状態になっていることを水滞(すいたい)と言います。
この水滞によって弱りやすく、湿を最も嫌う臓器は「脾(胃)」です。
脾は消化器官と深く関係し、脾が弱ると消化吸収の能力が衰えて食欲不振や胃痛、消化不良などに…いつもと同じものを食べていても梅雨時期には消化しにくくなる事もあり
脾胃に湿がたまると栄養の運搬や水分代謝という働きを妨げ、食欲がわかない、消化が悪い、身体がだるい、むくみ、疲れやすくなるのです。
また東洋医学での臓器と感情の関係で
脾は【思】に当たるので、くよくよしたり
考えすぎたり、思い悩んでしまう…
そんなメンタルの不調にもつながります。
☘️梅雨時期の過ごし方のポイント
・胃腸負担を避ける(生ものや冷たいものの摂りすぎに注意する)
・適度に発汗する(心地の良い運動や、無理のない半身浴など)
・水分摂取は一気にではなく一口ずつこまめにする
今年は5月も湿度が高かったのだ特に気にむくみが気になる方が多いですが
室内にいることが増え、色々と滞りがちですが、日頃から血流とリンパの流れを良くすることが大切です。
どんより気分になりがちな梅雨時ですが
天気や湿度と上手に付き合っていきたいものです。
むくみ、ダルさ…蓄積する前にリセットしてあげてくださいね。
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