♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 05 / 25  08:17

「寝ても取れない疲れ」はなぜなのか?

子供の頃なんかは

疲れたら寝れば元気になる」と

ある程度長い時間寝れば、すぐに回復したかもしれませんが

 

大人になってからは

寝ても疲れがとれていない、寝ても寝ても眠い

そういうことがありませんか?

 

寝ても取れない疲れ」はなぜなのでしょうか。

 

🔹疲労の種類

実は「疲労」には種類があり、まずは

動作疲労」と「静止疲労」

 

動作疲労は、運動するなど、身体を動かすことでたまる疲労のことですが一般的に「疲労」というと、この動作疲労を思い浮かべるかもしれません。

 

「静止疲労」というのはパソコンを打ったり、デスクで事務作業や細かい作業をおこなったりするなど、身体を動かさずじっとしていることでたまる疲労です。

 

長時間机に向かっていると肩や首は固まり、お尻や背中もこわばって疲れますが、それは「静止疲労」によるもの。

 

つまり長時間同じ姿勢を取ってもまた疲れるというわけです。

 

またもう一つは「脳疲労

  いつでも人や情報に繋がることのできる今、肉体的な疲れよりも精神的な疲れをためる人が増えているんだとか。

 

常にメールやLINEをチェックしないと気が済まないなど、四六時中スマートフォンが手放せない人は、脳が情報過多状態で

体は疲れていなくても脳は疲れていて、脳が休養不足状態に陥っています。

 

また仕事や家事の段取りにこだわったり、

気をつかい過ぎる人も脳の休養不足、気疲れが出やすく、静止疲労も脳疲労も現代的な疲れといえます。

 

では、これらの静止疲労や脳疲労を回復させるには

 

意外にも「身体を動かし、ほぐす」こと。

逆に動作疲労を回復させるには、「身体を休めること」です。

このように、動作と静止は互いに補完し合い、バランスを取り合っているのです。

 

睡眠こそが完全な身体の回復法だと思い込んで一生懸命寝ようとして、どんどん疲れてしまうのです。

 

昔のように田植えや畑仕事などのよう汗を流す仕事よりも、

机に向かってのデスクワークをしている人のほうが断然多いので

ほとんどの方の疲れは、「静止疲労」と「脳疲労」なのです。

 

なのに、さらに動かないでいると静止疲労はどんどん加速し、肩こりや腰痛を引き起こすことに

 

特に脳や頭を使う人は体を動かして体の疲れと脳の疲れのバランスがとれているほうが、ぐっすり眠れて回復力がアップします。

 

ウォーキングなどの低強度の有酸素運動は、全身の血液循環をよくし心身の活性化にもつながります。

 

また

常に「~しなければならない」と自分を追い込んだり、人付き合い、仕事や家事の段取りなどに終始頭を使ったりして気疲れタイプの人は要注意です。

 

気疲れしてしまう理由のひとつは、「決断しなければならないことが多い」ことです。

決めなければならないことがたくさんあると、決断の大小にかかわらず精神的なエネルギーを消耗してしまうのです。

 

Appleのスティーブ・ジョブズ氏は、いつも同じ服を着ていたそうで「どの服を着ようか」と悩み、決断する機会を減らして、製品開発にエネルギーを注ぎたいと考えていたからなんだとか。

 

また

「好きなことをあと回しにする」というのも気疲れする理由になります。

 

完璧主義にならない、体の疲労を溜めない、決断の機会を減らす、自分が楽しめる時間を確保するなどが効果的な方法です。

 

私ももともとは結構そういうタイプですが、まずは考え方のクセに気づくことから始まるような気がします。

 

運動が面倒くさい!

という方はまずは血流を良くするということも疲労の改善につながります。

 

なかなかリラックスできず、眠りが浅い方、脳疲労気味の方、ご相談ください◡̈

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