♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
春は頭痛の季節?頭痛あれこれ…
日々の気温差と週末の春の嵐からか
「頭痛」が辛いという方、とても多いです。
春は“頭痛の季節”なんて言われるほど
季節の変わり目の不安定な気象により、自律神経のバランスを崩したり、仕事環境の変化で生じるストレスや生活サイクルの乱れなどが、頭痛の原因に…
🔹頭痛には種類がある
代表的なふたつは
・緊張型頭痛
・片頭痛(偏頭痛)
●緊張型頭痛
頭痛の中で最もポピュラーなもの
原因
身体的な疲れや精神的なストレスにより、首や肩の筋肉が「緊張」することから起こります。
季節の変わり目には、新学期、引越し・異動などの変化により気づかぬうちにストレスを感じ、頭痛が起こりやすいと考えられています。
またずっと同じ姿勢でいたり
そのほか、睡眠不足、食事等の生活リズムの乱れも原因となります。
症状
痛みは頭全体~後頭部を中心に両側に発生することが多く、首を回したときにめまいを起こすこともあります。痛みは、重たい鈍痛です。肩こりや首のコリも同じ原因で起こるので同時に発症することが多いです。
対策・改善方法
血流が悪くなっていることが原因なので、入浴等、首回りや肩を温めるのが効果的です。
首や肩のストレッチで筋肉をほぐしたり温めたりするのも効果的です。
●片頭痛(偏頭痛)
頭の片側(もしくは両側)が痛むことから片頭痛と言われ、女性に多い傾向があります。
原因
メカニズムは緊張型頭痛とは異なり、片頭痛は血管が過度に拡張することによって起こります。
ホルモンやセロトニンの働きが関与しているのではないかと言われています。
脳の血管がなんらかの原因で収縮し、血管周りの神経が刺激され、拡張することにより痛みが起こり、
また、ストレスなどが原因で三叉神経(さんさしんけい)から「痛み物質」が放出され頭痛が起こる、三叉神経血管説も。
強いストレスが持続している場合は
それから解放された時にも起こりやすくなるので、ハードな仕事を終えた後などに発症することが多かったりします。
症状
拡張した血管が神経に触れてしまうことで頭痛が起こるため、脈打つように痛みます。
発症の前に、目の前がチカチカしたり、吐き気を伴うことが多く、症状が重いと寝込んでしまうほどです。片頭痛は特に春に多いそうです。
対策・改善方法
緊張型頭痛とは逆で
血管が拡張し、血流が増えている状態で起こるので、さらに血流を増やしてしまうと症状がさらに悪化する可能性が…
そのため入浴等の患部を温める行為や、血流を増やすカフェインやアルコールの摂取は逆効果なので避けるべきです。
音や光の刺激でも症状が悪化してしまうので、暗い静かな部屋で横になるのが効果的です。
🔹頭痛のときは、頭や体を冷やす?温める?
注意が必要なのは「冷やすのがいい場合」と「温めるのがいい場合」の2通りがあります。
・冷やすのは「片頭痛」
・温めるのは「緊張型頭痛」
片頭痛の場合は温めて血管が拡張すると
症状が増してしまう場合があります。
🔹マッサージを受けても良い?
緊張型頭痛の場合はマッサージで血流を良くした方が良いですが
片頭痛の痛みが酷い時は
そもそも歩いて外に出ることすら無理…な場合も多いですが
・刺激を避けて静かな薄暗い部屋で横になり、できればしばらく寝る。
・こめかみや後頭部などズキズキしているところを冷やす,あるいは指で押える。
ズキンズキンと脈打っている時は,そこを強く押えると片頭痛が軽くなることがあります。また眼の周りやコメカミに氷枕などを当てるのも◉
・片頭痛は低血糖によって引き起こされることも多いのでアメなどの甘いものを口にすると楽になる場合も。
・そして、意外にカフェインを含む飲み物を取ると,片頭痛が治まることがあります。カフェインには血管収縮作用があるためですが、多く飲みすぎるとかえって片頭痛を悪くすることもありますので,ほどほどに。
頭痛になりにくいための心得
・食事で体質改善
ビタミンB2やマグネシウムを多く含むものを取ると予防になるそう。
マグネシウムはひじきや海藻類,黒豆,ココアなどに多く含まれ,ビタミンB2は牛,豚などのレバー,乾燥酵母,小麦胚芽,卵黄,アーモンドなどに多く含まれています。
・リラックスの時間
自律神経のバランスを整えることで
視床下部のストレス耐性を強化できます。
意識的に顎や肩の力を抜くようにしましょう。
何もやる気が起こらないほどの頭痛…
春はウキウキする反面、体のバランスが乱れやすいので、頭痛になる前に、予防のためのケアをすることが大切です。
何かと忙しいこの時期ですが
いつもよりも意識的に体と心のケアをしてあげてくださいね◡̈
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