♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 02 / 07  08:41

地に足をつけるということ

 

仕事ややるべき目の前のことに集中しようとしても

アレコレ別の思考が湧いてきて集中できなかったり

 

色々考えすぎ気持ちがフワフワして落ち着かない

 

なんて経験がある、もしくは

今まさにそんな状態の方もいるかもしれません。

 

 

思考が過去や未来に行ってしまい

「今」にない状態で

 

逆に落ち着いている時は

常に「今」だけに集中できている状態です。

 

この「今」に集中するということを表現する日本のことわざに「地に足をつける」という言葉があります。

 

これは"たとえ"ではなく

物理的に地面に足がちゃんとついているということなんです。

 

実際に「地面に接地している足の裏の感覚を感じること」はとても大切で

 

実際に「地に足がついている」状態だと

意識を「今」に向けることができるんだとか。

 

そして、深い呼吸に意識を向け、心を落ち着けることも同じように地に足をつけるという行為です。

 

地に足をつけるということは

ブレない軸を作ることでもあります。

 

周りに流されず、どっしり落ち着いているようなイメージでしょうか。

 

それは東洋医学の経絡やツボともちゃんと関係していて

 

特に身体の軸を作るのは「腎」の経絡による働きです。

人の成長も「腎」から始まります。

 

「腎」の経絡は足の裏から始まり、下腿部の内側、体幹部の前面などを通って鎖骨の下にまでつながっています。

 

「腎」は、活動や成長の出発点となり、身体や体力の維持をするのに必要なエネルギーである「精」を維持し、

「生命エネルギーのバッテリー電池」みたいなものです。

 

 

「腎」の経絡が始まる場所である「足裏」に意識をおくことが

地に足をつけ、ブレない軸をつくることになります。

 

逆に言うと、 

 

足が疲れていたり、しっかり地につけるアーチが崩れていると、浮き指になり

 

 

文字通り「浮き足立つ」状態となり、

 

気持ちもフワフワしたり、思考が今になくなって集中できなくなったりまします。

 

そんなわけで

足のメンテナンスをして、しっかり地につけ体が安定した状態にすることが

 

集中力やメンタルの安定にもつながります。

 

頭が思考でいっぱいだったり

フワフワした感覚がある方は

まずは足のメンテナンス、特に足裏をほぐしてあげることをオススメします。

 

古くから伝わる言葉

体と心の繋がりを知って作られたと思うと

やっぱり日本語って奥深いなと思います。

 

足の疲れ、思考のグルグル

ご相談ください◡̈

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