♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
地に足をつけるということ
仕事ややるべき目の前のことに集中しようとしても
アレコレ別の思考が湧いてきて集中できなかったり
色々考えすぎ気持ちがフワフワして落ち着かない…
なんて経験がある、もしくは
今まさにそんな状態の方もいるかもしれません。
思考が過去や未来に行ってしまい
「今」にない状態で
逆に落ち着いている時は
常に「今」だけに集中できている状態です。
この「今」に集中するということを表現する日本のことわざに「地に足をつける」という言葉があります。
これは"たとえ"ではなく
物理的に地面に足がちゃんとついているということなんです。
実際に「地面に接地している足の裏の感覚を感じること」はとても大切で
実際に「地に足がついている」状態だと
意識を「今」に向けることができるんだとか。
そして、深い呼吸に意識を向け、心を落ち着けることも同じように地に足をつけるという行為です。
地に足をつけるということは
ブレない軸を作ることでもあります。
周りに流されず、どっしり落ち着いているようなイメージでしょうか。
それは東洋医学の経絡やツボともちゃんと関係していて
特に身体の軸を作るのは「腎」の経絡による働きです。
人の成長も「腎」から始まります。
「腎」の経絡は足の裏から始まり、下腿部の内側、体幹部の前面などを通って鎖骨の下にまでつながっています。
「腎」は、活動や成長の出発点となり、身体や体力の維持をするのに必要なエネルギーである「精」を維持し、
「生命エネルギーのバッテリー電池」みたいなものです。
「腎」の経絡が始まる場所である「足裏」に意識をおくことが
地に足をつけ、ブレない軸をつくることになります。
逆に言うと、
足が疲れていたり、しっかり地につけるアーチが崩れていると、浮き指になり
文字通り「浮き足立つ」状態となり、
気持ちもフワフワしたり、思考が今になくなって集中できなくなったりまします。
そんなわけで
足のメンテナンスをして、しっかり地につけ体が安定した状態にすることが
集中力やメンタルの安定にもつながります。
頭が思考でいっぱいだったり
フワフワした感覚がある方は
まずは足のメンテナンス、特に足裏をほぐしてあげることをオススメします。
古くから伝わる言葉
体と心の繋がりを知って作られたと思うと
やっぱり日本語って奥深いなと思います。
足の疲れ、思考のグルグル…
ご相談ください◡̈
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