♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
秋の不調は「肺」の弱りから…?
秋の過ごしやすい時期ですが、やや寒さを感じるようになってきました。
秋には秋の過ごし方や気をつけるべきことがあると言われます。
中医学では秋は『容平』の季節と言われ
容平とは
すべてのものの形(容)が定(平)まる=
『収める』と『成長が止まり調整する』の2つの意味があり
ざっくり言うと
物事を仕上げたり、整理したりするのにふさわしい季節だということです。
実は秋は「燥邪」という
空気が乾燥する季節で
乾いた空気を吸い込むと肺を傷め、咳や痰が出やすくなります。
また
- 喉が腫れやすい
- 肌が荒れ・乾燥
- 落ち込む、悲しくなる
などの症状が出やすくなります。
「肺」は五行では感情の憂(悲)と関係するので
寂しくなる・落ち込むといった状態は、「肺」が弱っているサインの一つです。
この時期は
体、とくに肺を乾燥させないことが大切なのです。
そこで、弱りやすい肺をケアするための
意外な方法は
「深呼吸」です。
東洋医学では、規則的に深呼吸することによって「肺」が活発に活動し、全身の気(エネルギー)の流れが良くなるとされています。
「肺」を活性化させると
全身の気の流れを整え、心身ともに元気になるという考え方です。
深呼吸は
- セロトニン(幸せホルモン)分泌
- 血行促進
- 自律神経が整う
- 緊張の緩和
効果もあります。
そのあまり意識せずする「深呼吸」もほんのちょっとしたことで効果が変わってきます。
🍀正しい深呼吸の方法
- まず息を口から先に吐きます。息を吐ききった状態にし、「鼻」からゆっくりと腹部を膨らませるように深く息を吸い込みます。
- 吸うときの倍くらいの時間をかけるイメージで、「口」から息をスーッと吐いていきます。
たくさん吸えればいい、というわけではなく、大切なのは、深く楽に息が吸え、吸った息を吐き切れるかどうかです。
また食生活として
🔹肺の機能を高め、潤いを保つものを摂る
長芋、白きくらげ、れんこん、百合根、くわい、松の実、豚肉 など
🔹辛味のあるものを摂る
辛味のあるものはエネルギーや血液の流れをよくし、新陳代謝を活発にしてくれます。
適量な辛さは肺の機能を向上させますが、摂りすぎないように。
唐辛子、わさび、ネギ、紫蘇、生姜、山椒、胡椒、シナモン など
心地良い秋ではありますが、
寒暖差が激しく、
春から夏の疲れがどっと出る頃でもあります。
気持ちも秋の季節そのもののように
心身を調整するために
「心を穏やかに過ごしましょう」という時期でもあるそうです。
乾燥させず、冷やさず、穏やかに…
秋を満喫しましょう★
体のお疲れ、溜まっている方は巡りを良くして気の流れを整えることで
気持ちも穏やかになれるかもしれません◟̆◞̆
ご予約はこちらから💁♀️🔽