♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2020 / 11 / 04  09:05

秋の不調は「肺」の弱りから…?

 

秋の過ごしやすい時期ですが、やや寒さを感じるようになってきました。

 

秋には秋の過ごし方や気をつけるべきことがあると言われます。

 

中医学では秋は『容平』の季節と言われ

 

容平とは

すべてのものの形(容)が定(平)まる=

『収める』と『成長が止まり調整する』の2つの意味があり

 

ざっくり言うと

 

物事を仕上げたり、整理したりするのにふさわしい季節だということです。

 

実は秋は「燥邪」という

空気が乾燥する季節で

乾いた空気を吸い込むと肺を傷め、咳や痰が出やすくなります。

また

  • 喉が腫れやすい
  • 肌が荒れ・乾燥
  • 落ち込む、悲しくなる

などの症状が出やすくなります。

 

「肺」は五行では感情の憂(悲)と関係するので

寂しくなる・落ち込むといった状態は、「肺」が弱っているサインの一つです。

 

この時期は

体、とくに肺を乾燥させないことが大切なのです。

 

そこで、弱りやすい肺をケアするための

意外な方法は

深呼吸」です。

 

東洋医学では、規則的に深呼吸することによって「肺」が活発に活動し、全身の気(エネルギー)の流れが良くなるとされています。

 

「肺」を活性化させると

全身の気の流れを整え、心身ともに元気になるという考え方です。

 

深呼吸は

  • セロトニン(幸せホルモン)分泌
  • 血行促進
  • 自律神経が整う
  • 緊張の緩和

効果もあります。

 

そのあまり意識せずする「深呼吸」もほんのちょっとしたことで効果が変わってきます。

 

🍀正しい深呼吸の方法

  1. まず息を口から先に吐きます。息を吐ききった状態にし、「鼻」からゆっくりと腹部を膨らませるように深く息を吸い込みます。 
  2. 吸うときの倍くらいの時間をかけるイメージで、「口」から息をスーッと吐いていきます。

 

たくさん吸えればいい、というわけではなく、大切なのは、深く楽に息が吸え、吸った息を吐き切れるかどうかです。

 

また食生活として

🔹肺の機能を高め、潤いを保つものを摂る
長芋、白きくらげ、れんこん、百合根、くわい、松の実、豚肉 など

 

🔹辛味のあるものを摂る
辛味のあるものはエネルギーや血液の流れをよくし、新陳代謝を活発にしてくれます。
適量な辛さは肺の機能を向上させますが、摂りすぎないように。
唐辛子、わさび、ネギ、紫蘇、生姜、山椒、胡椒、シナモン など

 

 

心地良い秋ではありますが、

寒暖差が激しく、

春から夏の疲れがどっと出る頃でもあります。

 

気持ちも秋の季節そのもののように

心身を調整するために

「心を穏やかに過ごしましょう」という時期でもあるそうです。

 

乾燥させず、冷やさず、穏やかに

 

秋を満喫しましょう

 

体のお疲れ、溜まっている方は巡りを良くして気の流れを整えることで

気持ちも穏やかになれるかもしれません◟̆◞̆ 

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