♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
眠りと呼吸の関係
疲れているのに眠れない、
たっぷり寝たのに疲れがとれていない…
この時期、そんな睡眠の浅さを感じている人が多いようです。
"自律神経の乱れ"などがありますが
実はそのもっと根本的な原因のひとつは
「呼吸が浅い」ことです。
眠りが浅い人は常に胸で呼吸していることが多く、胸式呼吸をすると交感神経が優位になって体を緊張させることになります。
すると考え事が次々と頭に浮かんできてますます眠りにつけなくなったり…
この感情や思考の一人歩きを「モンキーマインド」と言い、
雑念が頭を巡ると、脳は疲れやすくなり、
さらに、集中力、判断力、やる気が下がる悪循環になってしまいます。
リラックス効果が高い深い呼吸と言われるのは、胸ではなくお腹をつかう、腹式呼吸です。
🔹基本の腹式呼吸
まず、体内の空気を全て吐き出します。体内の空気を全て吐ききったら、お腹を空気で膨らませるようなイメージで鼻から空気を吸い込みます。お腹に空気がいっぱいたまったら、今度は口から少しずつ息を吐きます。吸ったときの倍程度の時間をかけてゆっくりと吐き出すのがポイントです。
そしてもうひとつ
腹式呼吸に慣れていない方におすすめなのが
「大の字呼吸法」
🔹「大の字呼吸法」
まず仰向けになり、大の字に寝転ぶ。
▼
息を吐くときに体が沈み込み、吸うときは浮かび上がるようなイメージで心地良くなるまで呼吸を繰り返す。
この時なるべく意識を呼吸だけに向けます。
そして呼吸に関しての大きな勘違いは
生きていくためには、酸素が必要で
それを体に取り込むために呼吸をしているわけですが、
酸素がたくさん欲しいからといって、
息をたくさん吸おう吸おうと意識しても、実はたくさん吸うことはできません。
逆に、まずしっかり吐くことに意識を向けると、吐いた後にたくさんの息を吸うことができます。
睡眠時だけでなく、
普段も「呼吸が浅い」ということにすら気付いてない人が多いといわれます。
今年はマスク生活のため、なおさら呼吸は浅く、脳に酸素が行き届かず、頭痛などの不調が出やすかったり、やたら眠かったり…
全てにおいて、まずは呼吸
と言っても過言ではないほど
呼吸は「体内マッサージ」とも呼べるほど、カラダやココロとって大切であり
心の状態や体の状態が、
無意識のうちに呼吸に現れるのですが、
逆に言えば、呼吸の仕方を変えることで、
心の状態、体の状態を良くしていけるのです。
そして
呼吸に使われる筋肉が硬くなっていることも
呼吸が浅くなる原因になります。
まずは、体の筋肉を緩めることで
深い呼吸、深い睡眠につながるかもしれません。
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