♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
呼吸で気持ちが変わるって本当?!
真夏は腰痛、肩こり、頭痛など物理的に「身体」が疲れている方が多かったですが
暑さが和らいだころ、「心」の疲れを感じている方が多いような気がします。
今年は暑さとともに、いつもと違った制限や我慢も多く、
ちょっとずつ溜まった心の疲れは、ちょっと落ち着いた頃や、少し後に出ると言います。
マッサージやストレッチなど身体の疲れを癒す方法は思い浮かぶけど、
心の疲れを癒す方法、とくにセルフケアは
案外わからなかったりするものです。
意外かもしれませんが
一番簡単で効果的かつ自分でできる方法は
「呼吸」です。
呼吸は、自律神経の中で唯一自分でコントロールすることができます。つまり呼吸によって自律神経に働きかけ、心身をリラックスさせることができることになります。
ただ深く息を吸うだけではあまりリラックス効果はありませんが、メカニズムを知ることでリラックス状態にできるのです。
🔹呼吸とリラックスの関係
感情と呼吸は脳の同じ場所で生まれる
呼吸は、脳からの指令でコントロールされています。普段無意識に行っている代謝性呼吸は脳幹でコントロールし、
深呼吸のような自分の意志で行う随意呼吸は大脳皮質でコントロールしています。
そして、心の動きに左右される情動呼吸は扁桃体で生まれます。
この扁桃体は、さまざまな感情が生み出される情動中枢でもあります。
つまり感情と情動呼吸は実は同じ脳から生まれているのです。
まさに、切っても切れない関係にあるるので呼吸を変えることで、脳の働きが変わることの裏付けともいえるのです。
ストレスが増すと、呼吸は速く浅くなり息苦しさを感じ
逆に意識してゆっくりと深い呼吸をすることで、リラックスした状態へ導くことが可能で
吸って吐くリズムを変えるだけで、気持ちが切り替わり、メンタルのコントロールにもつながります。
ではどのような呼吸がリラックスできるかと言えば
色々な説がありますが、
いわゆる「腹式呼吸」がリラックスできる呼吸です。
腹式呼吸法はざっくり言うと
下腹部を膨らませたりへこませたりする方法です。
一度身につければいつでもどこでも行うことができます。
☘️腹式呼吸のやり方☘️
①身体の力を抜いたまま、おへその下あたり(丹田)に手をあて、長くゆっくりと息を吐きます。口をすぼめるようにして息を吐くと、時間をかけて息を吐くことができます。お腹の中の空気を全て吐き切るイメージをしましょう。
②吐ききって下腹部が限界まで凹んだら、次は下腹部に空気を入れて膨らませるイメージで息を吸っていきます。このとき、できるだけ自然に鼻から空気を吸うのがポイントです。
③めいいっぱい息を吸いこんだら、3秒ほど少し息を止めて、再び息を吐いていきます。
以上を5~10分ほど繰り返し行います。呼吸に合わせて身体の緊張がほぐれていくイメージを頭に浮かべながら行うことで、実際のリラックス効果も高まります。
呼吸には精神的なリラックスのほか
・筋肉がほぐされ血行がよくなる
・酸素が隅々まで届いて冷えが解消する
・自律神経のバランスが整う
・内臓の働きが活性化する
こんなにメリットがあります。
呼吸を合わせる、息が合う、息が詰まる、
息を殺す…
などの言葉があるように
心と呼吸は、互いに影響し合う関係で
呼吸が変われば、気持ちも変わり
気持ちが変わると身体も元気になります。
何となくモヤモヤする、やる気が起きない
そんな時はまず「呼吸を整える」ことを
意識してみてくださいね。
でもそもそも背中や鎖骨周りが硬くなっていると深い呼吸がしにくくなります。
体のコリをまず、ほぐすことも大切です◟̆◞̆
呼吸が浅い方、ご相談ください。
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