♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2020 / 08 / 10  07:58

元気の源。「腎」の働きを高めるには

 

昨日のセルフケアで「腎機能アップ」のことに少し触れましたが

今日はこの「」について少し深掘りしたいと思います。

 

臓器としての腎臓と、東洋医学でいう「腎」は

捉え方が少し違います。

 

東洋医学的な

腎の生理作用はざっくり言うと3つ

 1、水分代謝

身体を巡った水分を濾過して綺麗な水分に変えて再度身体に巡らせたり、

尿に変えて排出したりします。

また、水分の循環が悪くて「むくみ」が出るのも腎が関係してきます。

 

 

2、成長・発育・生殖

腎には、両親から受け継いだ「先天の精」と飲食による「後天の精」が収められていると考えられています。

精とは、「精が出る」「精根尽き果てる」などという言葉が表すように、「精」とは人体におけるエネルギーの根源で

イメージとして「力の源」や「元気の源」のような感じです。

 

3、深い呼吸に関わっている

東洋医学では呼吸は肺と腎の2つが協力して行われ、肺は呼気を、腎は吸気を作るとされています。

 

冷えなどによって腎の働きが弱ると、老廃物が排出できなくなり、
生殖器、ホルモン、免疫、骨、耳、脳などいろいろな器官に影響が出てきます。

睡眠が浅い、耳が聞こえにくくなる、足腰が弱る、白髪が増える、全身の浮腫みなどは腎臓の疲れからくることも

 

また身体の軸を作るのは「腎」の経絡による働きです。

「腎」の経絡は足の裏から始まり、下腿部の内側、体幹部の前面などを通って鎖骨の下にまでつながっています。

 

🔹腎の機能を高めるためには、どんなことに気を付けたらよいのでしょう?

腎は冷えに弱いため、下半身を冷やさない、体を温める食材を積極的に摂るなど。

また、休息をしっかりとってストレスをコントロールすること、深い呼吸を心がけることも大切です。

 

深い呼吸をする=腹式呼吸をして酸素を深く体内に吸い込むことで、腎に刺激が与えられ、内臓機能が活性化します。

 

そして、「腎」の経絡が始まる場所である「足裏」に意識をおくことも腎機能アップにつながります。

歩くときに足裏のことをしっかり意識する、足裏のマッサージなどもオススメです。

 

湧泉(ゆうせん)」というツボは足の裏上部に「人」という字のようなシワがあり、その中央の凹んでいる部分です。735F900D-E57F-4213-86AE-9A490777C0EF.jpeg

ここは文字通りエネルギーが湧き出る泉です。

 

ここを入浴中などに圧してあげると疲れがとれるかもしれません。

 

 

腎機能を高めることは

心と体の「元気」につながります。

 

呼吸と足裏、意識してみてくださいね◡̈

むくみ、呼吸の浅さ…ご相談ください。

 

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