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アレルギーやイライラにも関係する「オメガ」とは…油と体の大切な話
油というと、「ダイエットの敵」「太るもと」など体に悪いもののイメージがあるかもしれません。
でも油は体の機能や活動にとても大切なものであり、
実は体内の「油バランス」の悪化が不調の原因になるのです。
🔹油の体へ主な働き
①臓器や体を動かすための効率の良い貯蔵型エネルギー源
②肌から神経組織まで,細胞膜のもとになる
③ホルモンなどの生理活性物質のもとになる
④体温を保つ,臓器を保護する
⑤ビタミンA,D,Eなどの脂溶性ビタミンを供給する
などがあります。
油が不足すれば
・肌が乾燥しやすくなり、シワができやすい
・肌表面の脂質バランスが崩れ、ニキビや肌荒れ
・髪にツヤがなくなる
・頭皮バランスが崩れて乾燥やベタつき
・ホルモンバランスが崩れ、生理不順など
・冷えやすくなる
など体のさまざまな部分に悪影響が…
そして特に1番影響を受けるのは『脳』です。
脳の50~60%が油で出来ていて
脳神経は電気信号で様々なやり取りをしています。
その神経の電気信号の流れの中で、電気を通さない油が等間隔で存在しているということは神経伝達を速く、そしてスムーズにするという役割をしています。
脳の油が不足すると物忘れがひどくなる、気分が落ち込む、イライラするなど、脳の機能低下にもつながるのです。
だからといってどんな油でも良いわけではありません。
脂肪(油)には大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、
化学的には、水素(H)が飽和しているか飽和していないか〈不飽和〉の違いですが
飽和脂肪酸とは、牛や豚、乳製品などの動物性食品の脂肪、
不飽和脂肪酸は、植物性の脂肪に多く含まれています。
不飽和脂肪酸はさらに
オメガ3、オメガ6、オメガ9の3種類に分かれ、
オメガ3とオメガ6は、体内では作り出せません。
特に体に良いとさせるのは
「オメガ3」=えごま油、アマニ油、魚油など
「オメガ9」はオリーブオイルなどですが
実は体で作ることができるため、たくさん摂取しなくても良いのです。
現代人は、「オメガ6」の油をを多く摂っています。
「オメガ6」はサラダ油、大豆油、コーン油、ひまわり油など
また、スナック菓子や菓子パンなどにもショートニングという名前で含まれています。
現代人が特に不足しているのは「オメガ3」
オメガ3=体内の炎症症状(痛みやかゆみなど)を低下させる・血液を固まりにくくする
オメガ6=体内の炎症症状(痛みやかゆみなど)を強くする・血液を固まりやすくする
という特徴があり
摂りすぎるとオメガ6に含まれるアラキドン酸の働きにより、細胞に炎症が起きやすくなりまふ。
炎症は花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーの一因であり、脳に炎症が起きれば認知症の原因にも…
そして不調や痛みが治りにくいなどとという問題に深く関係してくるのです。
つまり
★減らすべき油(オメガ6系脂肪酸)=
大豆油、サラダ油、コーン油、サフラワー油、月見草オイル、ひまわり油など
揚げ物、菓子パン、クッキーなどのお菓子に含まれ、外食もこの油を多く使っているので無意識に食べていることが多いです。
★積極的に摂るべき油(オメガ3系脂肪酸)=亜麻仁油、シソ油、
いわし、あじ、さば、カツオ、マグロ、サケなど
魚に多く含まれ、オメガ3に含まれるEPAには体内の炎症を抑制する働きがあります。
「サバが脳に良い」とよく言われるのは
オメガ3がたくさん含まれているからなのですね。
以前は油といえば体に悪いもの、控えるべきものというイメージでしたが、
まさか、痛みやアレルギー症状、さらには心や脳にも関係があるなんて…
体のに痛みや不調が出やすい方はもしかしたら、油のバランスが崩れているかもしれません。
夏こそ体に良い油、
積極的にとりたいものですね。
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