♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
何もしたくない病は副腎疲労?
6月になって最初の金曜日。
やるべきことはあるのに、気力や体力がない...
そんなご相談も多い数日です。
いわば「何もしたくない病」
心の病気?と不安になってしまうかもしれませんが、
実は、「内臓の疲れ」が原因になっていることがとても多いのです。
内臓の疲れは体だけでなく、心の不調にもつながります。
なかでも心に直結しやすいのが
「副腎疲労」
副腎は腎臓の上にある、クルミほどの小さな臓器で「ストレスの腺」といわれています。副腎は「コルチゾール」という大切なホルモンをつくります。
コルチゾールは肉体的・精神的なストレスに対抗して体を守り、修復してくれるスーパーホルモンなのです。
ストレスが多くなると、副腎はフル回転でコルチゾールをつくり続けます。
その結果副腎が疲れ果て、分泌量が不足し体の修復が間に合わなくなり、疲労が蓄積して、全身がぐったりします。
そして、やる気がなくなり、気分が落ち込むといった心の不調で“SOS”を発するようになります。
つまり
副腎のキャパオーバーで、憂鬱が発生します。
副腎の能力は人それぞれですが、まじめながんばり屋さんほど副腎に疲れをためがちで「何もしたくない」気持ちが続くときは、副腎疲労を疑ってみましょう。
ちなみにここでいうストレスには、精神的なストレスだけでなく
大気汚染や食品の添加物、気温の変化、食生活の変化、持病や感染症など様々です。
意外と食生活の乱れから来る場合も多いのです。
副腎から分泌されるコルチゾールは血糖値や血圧のコントロール、免疫機能や神経系のサポートをつかさどるため、副腎疲労を起こして分泌がうまくいかなくなると、
生活習慣病やうつ症状、花粉症などのアレルギー症状、甲状腺など自己免疫疾患につながることも…
🔹食生活の改善がカギ
副腎を疲れさせないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
副腎から分泌されるホルモンの材料となるのは『食べ物』です。
・副腎に良い食べ物を食べる
・負担がかかるものは避ける
ことが大切です
🔹副腎疲労回復ケア
1. 小麦由来の食品と乳製品を避ける
パンやパスタなどの小麦由来の食品や乳製品は、腸の炎症を起こしやすい食品です。
炎症が起きると、それを抑えるためにコルチゾールが消費されてしまうため、これらの食品はできるだけ避けるようにしましょう。
2 ビタミンB群を摂り、食事時間を空けすぎない
副腎が働くには大量のエネルギーが必要となり、エネルギー代謝に欠かせないビタミンB群をしっかり摂りましょう。
また血糖値が乱高下すると、調整のためにコルチゾールが消費されるため、空腹の時間が長引かないように規則正しい時間に3食とり、甘いものはなるべく控えるようにしましょう。
3 水をたくさん飲む
水分を上手にとれば、デトックス効果も高まります。1日1.5~2リットルの水をこまめに分けてとるようにしましょう
※甘い飲み物やカフェインは副腎を疲れされます。必ずミネラルウォーターで
そして
日本人はき几帳面で真面目、がんばり過ぎの人が多く、副腎疲労になりやすいと言います。
やる気が出ない時は体や内臓からのサインです。
「ダメな自分」と責めたりせず、しっかり休むことも大切です。
そして薬やサプリなどで「プラス」するよりも、意外と不要なもの、良くないものを「マイナス」することも必要なのかもしれません。
副腎の疲労回復には、まず休息をとること、食事も少し気をつける…そしてしっかり息抜きをしてストレスをためこまないことも大切です。
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