♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
気の流れを整えるセルフケア「ツボ押し」
肩こり、頭痛、生理痛など…
気軽にマッサージを受けられない今
日常生活でちょっと気になる体の症状は
すぐ薬を飲んでしまう前にちょっとした
セルフケアで改善できることもあります。
中でも簡単かつ、安全なのはやはり
「ツボ押し」
🔹そもそもツボとは?
東洋医学では、本来人間は病気になっても、それを治そうとする力が備わっていると考え、それが自然治癒力です。
体に中には「気」が満ちていて、それらが滞りなく全身を巡っていれば、健康です。
悪い気が侵入したり、身体に中にある気が不足すると病気や不調になる。
というのが東洋医学の考え方です。
「気」とは、私たちのまわりのすべての物に存在しています。
「気」といえば、気力とか精神力のようなものと捉えられやすいですが、
医学では人体を滞りなく動かすエネルギーのようなものとしてとらえています。
そして「気」は目に見えないものですが
確実に体の中に流れています。
人体を気がうまく巡っている状態。
それが健康であることになります。
そして、その気の通る「道」を経絡と言い
電車で言うと
経絡が線路でツボは駅のようなものです。
内臓や経絡に問題があると、ツボのに変調が出て、
その時にツボを押すと、強い痛みが出る事もあります。
その反応は気の流れが悪くなっているという身体からのメッセージでもあります。
全身には365ものツボがあります。
それらのツボの中で、覚えておくと便利なツボがあります。
最も脳に刺激が伝わりやすいツボ「合谷」です。
合谷は、手の親指の骨と人さし指の骨が交わるところにあり、いろいろな症状に効くため、「万能ツボ」とも言われます。
人体の機能を高めるツボとして実際に、治療の現場で多く活用されています。
合谷を刺激すると、肩や首のこり、眼精疲労、頭痛、頭重感、倦怠感、慢性疲労、不眠、歯の痛み、鼻づまり、花粉症、便秘、下痢などの症状によい効果をもたらします。最近では、長時間パソコン操作をすることによる、手や指の疲労や痛みにも合谷が使われます。
また、メンタル面でも、ストレスや神経過敏、集中力がない、うつっぽい、気分の落ち込み、イライラ、やる気が起きないなどの症状があるときに合谷を刺激すると、症状が緩和されます。
実際に合谷を刺激すると、リラックス時に多く発せられる脳波のα波が高まるという実験報告があります。
🍀今日の簡単セルフケア🍀
万能ツボ合谷で不調解消!
反対の手の親指の腹を当てて、人さし指(手の内側)に向かって垂直に押します。ツボの位置は、人によって微妙に違うため、
人さし指と親指のつけ根のあたりをまんべんなく押します。
呼吸もしながら気持ちいいと思える程度の強さで3〜5回繰り返します。反対の手も同様に行ってください。
私は高校生の時にとにかく不調が多すぎて、
ツボの本を読みながらツボ押しをしていたことがマッサージに興味を持ったきっかけです。
肩こりのツボ、腰痛のツボがどれとか
もう少し踏み込んでみると
様々な体の繋がりがわかって面白かったりします。
セルフケアとしてはツボ押しは簡単で優秀です。
薬を飲んでしまう前に試してみてくださいね。
🔹ご予約に関しまして🔹
5月よりオンライン予約を再開致しました。
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