♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2020 / 04 / 04  07:41

記憶力や集中力アップ!シータ波とは

 

この状況の中

自宅でのお仕事中、集中力がなかったり、

寝ても疲れがとれなかったりそんな方も増えているかもしれません。

 

集中力をあげたり、リラックスして眠るためにはどうすればいいの?

 

という話なんですが

実は「脳波」がポイントなのです。

 

 

🔹そもそも脳波とは何か?

文字通りに考えると脳を流れている波ですが

 

脳波とは、脳の神経細胞から出ている、弱く周期性がある電流のことです。

そして、この電流は脳が活動を行うために不可欠で、電流の強さをグラフにすると波のような形になるため、脳波と呼ばれています。

 

ちなみに、通常はさざなみのような波形になっていますが、脳が異常な状態になっている場合には波の一番高い場所や低い場所が緩やかなカーブではなくとがったものになっていたり、波の幅が異様に広くなっていたりします。

 

そのため、脳波を測れば病気を見つけることができる場合もあります。

 

そして、通常の脳波は主に4つまたは5つの状態にわけることができます。その種類はアルファ波、ベータ波、シータ波、デルタ波で、これにガンマ波を加える場合があります。

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注目したいのがシータ波です。

 

 

普段わたしたちは眼や耳など五感で感じたものにイチイチ反応するクセがあるので、その時の脳波はβ波(ベータ波)です。

 

心身ともにリラックスすれば脳波はα波(アルファ波)になり、リラックスして集中力が増したりしていきます。

 

そしてシータ波は、入眠直前のウトウトとまどろんでる状態、夢と現実の狭間に出る波長ということですが、シータ波が出ると

色々な効果が期待できるのです。

 

 記憶力や集中力が上がる

脳波がシータ波になればまず、記憶力が良くなります。脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官である海馬が活性化するとシータ波が出ると言われていて、認知症予防やストレスに打ち勝つためにも重要な部位です。

 

 

 ひらめきや直感力が鋭くなる

シータθ波優位の時、人は顕在意識の活動が減退して頭が休んでいる状態になっています。顕在意識の活動が減退した際には、潜在意識の中に入っている膨大な情報同士がつながりやすくなり、潜在意識で行なわれている活動に気づきやすくなっているのではないかと考えられます。

 

 ストレスから解放され健康にも良い影響を与える。

普段のβ波は神経が張り詰めた状態です。一そこからα波、θ波に落としていくと、次第に心身ともにリラックスしていきます。その瞬間というのは副交感神経が優位に働く領域で、健康な人の自律神経とは、交感神経と副交感神経とがバランスよく働くことがわかっています。

 

 

θ波がもっとも出るのは眠っている時です。実は浅い眠りの時に海馬が活性化してθ波を出し、情報の脳内再生を行い、記憶を整理しています。

 

そして睡眠をとること以外でシータ波を出す方法が

あります。

 

それは瞑想です。

瞑想中は脳の前頭前野の活動が抑えられ、余計なことを考えなくなり、海馬への負担が減るためθ波を出やすいのです。

 

 

シータ波を促すマインドフルネス瞑想呼吸

1 .仰向けに寝て手足を伸ばし、目は軽く閉じます。

 

2 .呼吸はコントロールせず、あるがままに息をします。息を吸った時には、お腹や胸がふくらむのを感じながら、心の中で「ふくらみ、ふくらみ」と実況。

 

3 .息を吐いた時には、お腹や胸が縮むのを感じながら、心の中で「縮み、縮み」と実況します。

 

4.全身で呼吸するイメージで、体全体に意識を広げてみましょう。

ポイントは、雑念を取り払って、「今、ここ」に集中すること。雑念が浮かんできたら、その雑念をスッポリくるんでゴミ箱に捨てるイメージをしてみてください。

 

 

瞑想って難しいイメージがあるかもしれませんが、そんなこともないのです。

 

 

 

 

頭の中をクリアにするためにも

やってみると、意外にスッキリしたり、不安も和らいだりするかもしれません。

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