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不調を引き起こす「毒」とは
睡眠をとっても体がダルく感じたり、疲れがとれないときは、身体に老廃物や余分な「毒」がたまっている可能性があります。
不調を引き起こす「毒」は2つあると言われます。
🔹不調を引き起こす2つの毒
ひとつの毒は「疲労物質」
疲労物質といえば、今まで「乳酸」 とされてきましたが、実は違うということがわかってきました。
疲労の原因物質は「FF」(ファティーグ・ファクター)と呼ばれるたんぱく質で、過労や睡眠不足、ストレスなど、体に負担がかかると発生します。
体になんとなく感じる倦怠感には「FF」が深く関係しているのです。
2つめの毒は「ノルアドレナリン」の過剰分泌です。
ストレスを受けるような状況が続き、不安や心配事が多いと感じるときは神経伝達物質のノルアドレナリンが出すぎているのかもしれません。
本来ノルアドレナリンは脳内から分泌され、覚醒や集中、危険からの回避行動、痛みの軽減など、生きるためには必須の神経伝達物質で、「危機管理センター」の役割をしています。
しかし、ノルアドレナリンが過剰に分泌されると、躁状態(ナチュラルハイ)になったり、理由なく怒りがこみ上げてきたり、不安になるなど、心が不安定な状態になります。
ノルアドレナリンが毒になるのではなく、過剰に出すぎる状態が、「心の毒」となるのです。
🔹毒はどこに貯まる?
毒は普段あまり使われない部分にたまります。
そのあまり使われていない筋肉なリンパの流れがよくなれば、不調の原因となる疲労物質の「FF」やアンモニア、尿酸など体内のあらゆる老廃物や余分な毒を追い出すことができます。
また、筋肉を動かすことにより、脳内の神経伝達物質のセロトニンの分泌が活性化します。
セロトニンには精神を安定させる役割があり、イライラや不安の原因となるノルアドレナリンの過度な分泌を正常にコントロールしてくれます。
運動後に気分がスッキリするのは、筋肉を動かしたことで、セロトニンが分泌されたためなのです。
体と心、どこにどんな毒がたまってる?
ダムが川の水をせき止めるように、せき止められた多くの老廃物や疲労物質は毒となり、不調の原因「毒のダム」を作ります。
まずは、頭。
首の後ろから頭にかけてのリンパや血流の滞りは、頭痛の原因になります。
目の疲れにも、同様に首のリンパや血流が関係しています。頭部の不調の原因は「首」にできる毒といえます。
便秘気味の人は、腸に毒に溜まっています。
腸と脳は約二千本もの神経線維の束でつながっており、イライラやストレスが原因で、便秘を引き起こします。
ふくらはぎは、下半身でもっとも毒ができやすいところです。
座る時間が長いデスクワークで、下半身の筋肉を動かさないことで起こる「むくみ」。
これは、筋肉周辺の深部のリンパが余分な水分を回収できずにたまることが原因です。
たまった毒を出すためには、全身のリンパのなかで特に重要な「わきの下」「鎖骨」「胸」「おなか」「そけい部」のリンパをしっかり流していくことが大切です。
この5つのリンパは、手足の先から出発した細い毛細リンパ菅がいくつも合流する(集まる)ポイントとなる部分。そのため、重点的にケアすることで健康・美容効果が高まるのです。
🔹リンパマッサージの基本
【1】ゆっくり伸ばす&さする
筋肉をゆっくり伸ばし、肌をゆっくりさすると、リンパが流れやすくなり、副交感神経が優位になって気持ちも落ち着きます。急いで行うと筋肉や肌を傷め、逆効果です。
【2】自分のペースで継続させる
効果を得るには、続けることが大切。自分の体の状態を確認しながら、疲れているときは休んだり、回数を減らすなど無理をしないでマイペースに続けていきましょう。
🔹心の毒を出すには
・太陽の光を浴びる
→ 目覚めてすぐに日光を浴びることで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が止まり、セロトニンの分泌のスイッチが入ると言われています。
・マッサージを受ける
→ マッサージを受けるとオキシトシンが分泌されます。オキシトシンの分泌が増えると、脳内のセロトニンも増えます。
そして
効果が高いとされるのは「心の触れ合い」です。
大切な人、気の置けない人とゆっくりおしゃべりをすること、これは話の内容よりも、「誰かと会っておしゃべりをして、心と心を通わせた」ということが重要だと考えられています。
こんな時こそ、心も身体もストレスとともに毒が溜まりがちです。
毒出し=デトックスを意識してみてくださいね◟̆◞̆
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