♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
健康維持と免疫力アップにはリンパの刺激?!
自宅で過ごすことが増え、動かなくなると
血流などの「巡り」が悪くなってしまいます。
それが、肩こり、腰痛、免疫力低下を招くことにもなります。
健康維持で大切なのは
「血流」
そして同じくらい
「リンパ」も大切なのです。
リンパは、「リンパ管」「リンパ液」「リンパ節」の3つからなっています。
🔹リンパ管
リンパ管は、血管に沿いながら体のあらゆる部分に張り巡らされています。まるで川のように、細いリンパ管が何度となく合流を繰り返し太いリンパ管になっていきます。
リンパ管は細くて無色透明、その中を通るリンパ液も無色透明です。
🔹リンパ液
怪我をしたときに、傷口から透明な液体が出てきた経験は無いですか?
これは細胞の周りにある栄養液、組織液です。
リンパ管には血管からしみ出た組織液を回収する役目があります。
回収する際、老廃物や細菌などの異物も一緒に入ってくるので、この異物をフィルター機能で浄化するのがリンパ節の役目で、浄化された組織液がリンパ液となるのです。
🔹リンパ節
リンパ液が流れるリンパ管には大小合わせると約800のリンパ節があります。リンパ節は体を健康に保つために浄化作用と免疫機能の2つの大きな働きをしています。
浄化作用とはリンパ管を流れるリンパ液には、タンパク質などの栄養素のほかに尿酸やアンモニアなどの老廃物や、体に有害な異物も含まれています。
リンパ液がリンパ節を通るたびにリンパ節の細かいフィルター機能が老廃物や異物をろ過し、リンパ液はクリーンな状態になります。
その後リンパ液は静脈に入り、心臓へと流れていきます。
免疫機能は、体内や血液中に細菌やウィルスなどの病原体が入ると体内を健康に保つ役割の白血球が反応します。
リンパ節の中では白血球の中でも最強のリンパ球が作られるほか、病原菌の残骸を処理するマクロファージも作られ、クリーンの状態を保っています。
🔹血液と異なるリンパの流れと役割
血液とリンパ液、どちらも体内をめぐり、最終目的地は心臓ですがその流れと役割には大きな違いがあります。
リンパ液は循環せず、川のように心臓という目的地に向かって一方通行で流れます。
リンパ管は血管から滲み出た栄養素を回収するのが目的ですが、その際老廃物や有害滝などが入ってきた時に、フィルター機能を持つリンパ節でクリーンな状態にして心臓に戻していきます。
血液は心臓を起点として、体内を循環しています。
リンパの流れは血液とは違い、心臓のポンプ機能で運ばれているのでは無いのです。
また血液に比べ、リンパ液の流れが緩やかで、周囲にある筋肉の動きが大きく関係しています。
さらに
リンパには「浅いリンパ」と「深いリンパ」があり、それも大きな違いがあります。
浅いリンパは皮膚のすぐ下(2~3ミリ程度) にある静脈に沿って流れているリンパです。
浅いリンパの流れが悪くなると、肌にくすみやシミができやすくなります。また浅いリンパは軽くこする位のマッサージの圧で充分な刺激です。
深いリンパは、体の深部の筋肉中心に張り巡らされているリンパで、骨の近くにある深い筋肉=インナーマッスルの周辺や、内臓に絡みつくように流れています。
深いリンパを刺激するにはマッサージやストレッチが適しています。
深いリンパを刺激するとリンパの流れが良くなるのはもちろん、インナーマッスルの代謝が良くなり、内臓の働きも活性化されます。
深層リンパストレッチ
1.右膝を床につき、左膝を立てる。このとき左足親指は正面に向け、立てた膝も同じライン上に。背すじを伸ばし、両手は膝の上に。
2.太ももの前の筋肉を伸ばすように、左膝を前に押し出す。腰を落として、重心が前にくるようにするとより効果的です。
反対も同様に。
マッサージでリンパを刺激するには
オイルマッサージが効果的です。
強い力でなくても、なでる程度でもリンパを流すには充分効果があるといわれます。
この土日は特に体を動かさず、かたまりがちです。
皆様お家でもリンパケアしてみてくださいね◟̆◞̆
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