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2020 / 01 / 14  08:33

不調の根本原因?「クロスシンドローム」

不調の根本原因?「クロスシンドローム」

この時期、肩こり、腰痛、関節痛などが気になる方も多いと思いますが、

 

実は知られていない筋肉の仕組み

があります。

 

 

私たちの身体は、筋肉同士が密接につながっていて、1つの筋肉が衰えると反対側の筋肉に衰えが生じます。

すると、さらに隣り合う筋肉にも連鎖的に影響を及ぼし、やがて全体の筋肉が衰えてしまうのです。

 

本来とれているはずの正常な筋肉のバランスが崩れてしまった状態を

影響し合う筋肉を線で結ぶとクロスを描くため"クロスシンドローム"と呼ばれています。

 

 

ロークロスシンドロームとは、具体的にこんな状態になっていることのことを言います

縮んでしまっている筋肉

・腰の筋肉(脊柱起立筋)

・股関節の前の筋肉(腸腰筋)

・股関節の内側の筋肉(長内転筋)

・太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)

・太ももの外側の筋肉(外側広筋)

 

伸びてしまっている筋肉

・腹筋(深いところにある内腹斜筋や腹横)

・お尻の筋肉(大臀筋・中臀筋・小臀筋)

 

そしてクロスシンドロームの中でも、身体の不調に特に関係しているのが

「腸腰筋」です。

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腸腰筋は腰あたりと背骨の間にあり、

体の中心に位置する筋肉です。

 

「歩く」「座る」などの足を前後する動きや、「上半身のバランス」を保つ働きがあり、上半身と下半身をつなぐ大切な役割をしています。

 

腸腰筋が衰えると

連鎖的に腰の筋肉が衰えると「腰痛」、

さらに、肩の筋肉にも連鎖し「肩こり」

 

また、筋肉の影響が全身に及ぶ事で「頭痛」や「関節痛」などの不調にまでも

 

 

 

腸腰筋が衰えやすい行動

・足を組む

・前傾姿勢

・すり足

・浅く座る

 

クロスシンドローム予防、解消ストレッチ

1.腰から背中にかけての脊柱起立筋のストレッチ。

まず、仰向けに寝た状態で両膝を胸に引き寄せます。股関節を大きく曲げて腰の周りにある筋肉をゆっくり引き伸ばします。

 

2.:骨盤や股関節の奥にある腸腰筋のストレッチ

まず、片膝立ちの姿勢をとります。そこから骨盤の姿勢を水平に保ちながら前方に移動させていきます。このとき膝をつけている側の股関節の前に伸ばされる感覚があれば、そこで姿勢をキープします。

この時、からだの後ろをまっすぐにすることを意識し、腰や背中をそらせすぎないように注意しましょう

 

 

腸腰筋を鍛えることで

腰痛や予防だけでなく、便秘解消効果もあります。

腸腰筋がよく活動すると腸にもよく刺激が入るからです。

 

 

普段あまり意識しない「腸腰筋」

足をなるべく組まない、椅子に深く座るなど、

ちょっと意識してみてくださいね☺️

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