♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2019 / 12 / 07  08:01

ストレスに負けないための栄養素

普段の生活やお仕事の中で、

人は何かしらのストレスを常に感じ、それが積み重なったり、過度のストレスは病気の要因になることも。

 

WHOが「21世紀の流行病」と位置づけたほど、

ストレスが昔よりも増えているのかもしれません。

 

ストレスの要因は

環境的要因……暑さ、寒さ、湿度、騒音など

身体的要因……疲れ、痛み、病気、怪我、睡眠不足など

心理的要因……不安、心配、恐怖、緊張など

社会的要因……人間関係、仕事が忙しい

 

 

心理的・社会的ストレスには気付きやすいのですが、環境的要因からくるストレスや、疲れ・睡眠不足など身体的要因からくるストレスは、つい見落としたり、我慢しがちかもしれません。

 

私たちの体はストレスを感じると、

体内には体温や血糖値を上げるホルモンが分泌されますが、これは身体をいわゆる「戦闘モード」にするためです。

 

この時に分泌されるホルモンが副腎髄質から分泌されるアドレナリン、副腎皮質から分泌されるコルチゾールです。

本来はストレスから身を守るホルモンなのですが、ストレスが続き過剰に分泌されると体に悪影響を及ぼします。

 

 

アドレナリンは交感神経を優位にして「戦闘モード」をさらに高める働きがあります。

しかし自律神経は自分の意思では制御できないため、「戦闘モード」から戻れなくなってしまいます。

 

するとリラックスできず、動悸や目眩・食欲不振・不眠などの不調があらわれます。

 

そして

コルチゾールは、本来はストレスを軽減してくれる「抗ストレスホルモン」ですが身体のバランスを高める役割を担うはずが、過度なストレスはその働きをも狂わせてしまいます。

 

 

コルチゾールの分泌バランスが崩れると、血糖値を高める、血圧上昇させるなど悪影響を及ぼし

糖尿病や脳血管疾患などの生活習慣病を引き起こす可能性があります。

 

この"抗ストレスホルモンの暴走"を防ぐことが必要なのです。

 

 

そのひとつの方法は

ストレスによって消耗される栄養素を補うこと

 

★精神を安定させるカルシウム・マグネシウム

カルシウム・マグネシウムには神経の興奮を鎮め、精神を安定させる作用があります。

牛乳やチーズ、豆腐、小魚、小松菜、切り干し大根などに多く含まれるカルシウムは、魚やキノコなどに含まれるビタミンDと一緒に摂ると吸収率が高まります。

 

★ホルモンの材料になるタンパク質

タンパク質は筋肉や美肌・美髪の材料になるだけでなく、ストレス対策にも不可欠です。タンパク質は体内に溜めておけないため、毎食摂ることがポイント。

 

★ホルモンを作り出す時に欠かせないビタミンC

ビタミンCはホルモンを作り出す時に必要であるため、たんぱく質と同様にストレスを受けていると消耗が激しくなります。

柿やキウイフルーツや柑橘類、ブロッコリー、パプリカにもたくさん含まれています。ビタミンCの含有率がとくに多いのは黄色のパプリカです。

 

 

ストレス対策はメンタルのケアももちろん大切ですが

こうして栄養素を摂ることも大切です。

 

忙しくなるこれからの時期、

足りない栄養素をとってストレスに負けない体にしましょう☺️

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