♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
「気」を巡らせて元気に
少し涼しくなってきて何となく夏の終わりを感じる最近。
季節の変わり目はなんとなく調子が悪い、気持ちが沈む…などの不調も出やすい時期です。
それは「気」が深く関係しています。
「気」とは人間のエネルギーのことで
元気、気合、やる気という言葉にもあるように、「パワーの源」ともいえます。
「血」や「水」の流れを促進させたり、
病気の侵入を防ぐ、臓器を定しい位置に保持する、体温維持や調節を行うなど、多くの働きがあります。
遺伝などで受け継いだ「先天の気」と、食事などによって作られる「後天の気」があるそうです。
いつも健康的でイキイキとするための
パワーである
「気」を充実させることが大事と考えます。
「気」が足りず、巡らなくなれば、
やる気もなくなり、
気持ちも落ちてしまいます。
「気」には次の働きがあると漢方では考えます
①養う力
〈内臓にパワーと栄養を送る〉
②巡らせる力
〈気・血・水をめぐらせる〉
〈呼吸する・声を出す・心拍・血行をよくする〉
③温める力
〈陽気を補い元気力をアップ〉
④守る力
〈外部からの邪気から守る〉
⑤変える力
〈気を血に 血を氣に〉
〈不要な水分を汗や尿に〉
気の巡りが滞ることを「気滞」といい
気滞になると…
喉がつまる・呼吸がしにくい・お腹がはる・ガスがたまる、ため息が多い、不安・焦燥が強いなどの症状が…
「気」は
川に例えると
気の量は「川の水」の量です。
気の量が多ければ川の流れはスムーズになり食欲も気分も良く、
川に流れてきた嫌なことや病気の原因もも、すぐに体外へ排出してしまうので、ストレスもたまらず病気にもなりにくくなります。
逆に「川の水」が少なくなり勢いがなくなると、巡らなくなり、
悪いものが身体に溜まっていきます。
気が巡らない原因は
胃腸の不調から気が不足している場合が多いです。
また、忙しかったり、ストレスも気が不足することにつながります。
体が欲しているのは、
「リラックス」です。
そして気を巡らせるためには
「自然と同じリズムの生活」
例えば、朝、日光を浴びる、質の高い睡眠、適度な軽い運動、バランスの良い食事、季節の食材をとるなど…
「気」とは、朝つくられるものなので
朝起きて朝食をしっかり摂ることで胃腸の働きを良くし、身体も温まります。
また、「気」とは身体を温めます。
身体を冷やさないようにして、気の回復を図ることが重要です。
また気滞の時は
呼吸が浅くなりがちなので、
腕や肩甲骨を回し、深呼吸を心がけ、運動やマッサージ、ストレッチなどで気を巡らせるようにしましょう。
食べ物が美味しく、過ごしやすい秋。
「気」の巡りを意識してみると秋の心と身体が変わるかもしれません☺️
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