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精油が持つ「植物の力」
良い香りは心をリラックスさせる効果があることは知られていますが
実はリラックス効果だけでなく
身体の不調や病気にも働きかける凄いパワーがあるのです。
いわゆる
“アロマテラピー”とは日本語で“香り療法”と言い
植物が持つ香りや成分を使って「リラックス効果 」「美容効果 」 「健康維持 」が得られるものです。
植物の香りの正体は、精油(エッセンシャルオイル)という物質です。
精油は、植物の葉、茎、根、幹、樹皮などにある油細胞の中に、粒のように含まれています。
実はこの精油には「植物の力」が凝縮され、偉大なパワーが秘められています。
植物における精油の役割
そもそも植物がなぜ精油を作るのかというと、
精油には、植物が生き残るために自分の身を守り、子孫を残す役割があります。
動物のように自由に動くことのできない植物にとって、永続的に自身の生活圏を維持するために必要なものであり
つまり
植物が「自分の身を守るため」の精油です。
植物は、他の生物の生育を阻害するために、殺菌効果のある精油のミスト・フィトンチッド(フィトン=植物、チッド=殺す)を発しています。
他の植物に養分を取られないように、または、有害な菌・ウイルスや昆虫、草食動物に食べられないようにするためです。
他にも、精油には、自身にできた傷の治癒、体調の調節、乾燥を予防するなどのはたらきもあるといわれています。
では、それはどのようにして人間の体に作用するのでしょうか?そのメカニズムは、大きく2つに分けられます
1嗅覚を通して脳に作用
香りの分子は電気信号として鼻の奥にある嗅神経に到達し、人間の本能をつかさどる大脳辺縁系に伝わります。
この大脳辺縁系は人間の記憶と感情にくわえ、自律神経やホルモン、免疫の調節もつかさどっていますが、それらのはたらきはストレスを受けると低下してしまい、病気など体に不調が現れます。
アロマの香りで脳をリラックスさせてストレスを取り除くことによって、自律神経などの自己免疫機能は向上し、病気にもなりにくくなると言われています。
2血液循環で体に
肌に塗ることでエッセンシャルオイルの成分が皮膚の表面から毛細血管へ到達し、全身の血液循環に乗ります。
血液を通して、成分が臓器や筋肉などの各器官へと伝わり、からだの各症状に効果を現します。
フランスでは、かなり以前から、アロマテラピーを「病気の予防」や「体調不良の改善」を目的とした"自然療法"と考えています。
このように植物の力で人間の治癒力を引き出すことを
フィトセラピーともいい、様々な作用があります。
(1)自律神経系
(2)内分泌系
(3)感染症
(4)呼吸器系
(5)消化器系
(6)循環器系
(7)泌尿器系
(8)皮膚系
(9)筋肉系
精油のメンタルへの効用は、
「抗鬱作用」や「鎮静作用」のほかに
もっともっと深いアプローチが可なのです。
フィトセラピーがなぜ必要か?
日本では、体調不良になるとまず病院に行って薬を処方してもらうのが一般的でが
薬は強力な力を持ち一部の不調を治すには即効性がある反面、副作用が伴うことがあります。
一時的に症状を抑えることは叶ったしても、根本の解決にはいたらないこともあり、安易に薬を使うべきではないというのがフィトセラピーの考え方です。
薬だけに頼るのではなく、
生活全体を見直すことや、自分の持つ自然治癒力を高めることが
本当の健康につながると考えられ始めました。
薬が必要な時もありますが
薬だけが不調や病気を治すわけではなく、
身体本来の力で健康になれたらよいですよね。
私もアロマが大好きで、勉強中ではありますが、
アロマによって、心が元気になったり、
多少の不調を整えたり、
アロマの力の凄さを実感しています。
侮るなかれ、植物の力。
奏でも、アロマを使用していますが、気になる不調や症状にあわせてチョイスすることもできますので
リクエストしてくださいね☺️