♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2018 / 12 / 30  08:45

ドロドロ血を綺麗に★

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寒い年末ですねをお布団に入っても足先が冷たくてなかなか眠れないそんな方も多いのではないでしょうか?

 

昨日はむくみについて書きましたが「冷え」も体からのサイン。

冷え症・風邪・肌荒れ・むくみなどの不調は血流が滞っているというメッセージでもあります。

 

血の巡りが悪い、血の量が少ないことで細胞に必要な栄養素や酸素が行き渡らず

老廃物も排出できなくなってしまいます。

 

そして栄養のある血をつくるのは腸。

健康な腸できれいな血液が作られ、

全身に十分な栄養や酸素が巡れば細胞のターンオーバーが促進され身体は生まれ変わっていきます。

 

忘年会や新年会シーズンら腸内環境が乱れる時期でもあります。

 

人間の身体は食べたものつくられていて、綺麗な血を作れる身体づくりをして全身の血流を改善すれば、あらゆる不調も改善させるかもしれません。

 

ドロドロ血による体の不調

冷え

冷え症の原因は、筋肉量の減少や冷たい物の飲食などもありますが

血液やリンパの流れが悪いことで全身に血が巡らず冷たくなります。

冷え性悪化すると便秘や不眠・頭痛などを引き起こしてしまうこともあります。

 

免疫力低下

身体が冷えると悪寒がしたり

血の巡りが悪く風邪もひきやすくなります。

体温が1度下がると免疫力が30%下がるといわれています。

これは、身体を外敵から守る免疫細胞は血液の中に存在し血流が悪いとウイルスや細菌を撃退できないからです。

 

肌荒れ

外は乾燥しているうえ、皮膚のすぐ下には毛細血管が張り巡らされているので

血流が悪いと栄養や酸素が行き届かず十分な皮膚細胞が作られなくなり、

ターンオーバーが遅れ、吹き出物やシミ・しわ・乾燥につながります。

肌の血色も悪くなってしまいます。

 

肩こりやむくみ

凝り固まった肩と冷えてむくんだ脚など

同じ姿勢での仕事や血行不良により生じ、肩こりを放っておくと頭痛や目の疲れなども引き起こします。

また、むくみは静脈(心臓に血液を送り戻す血管)の血が足に溜まってしまい、血液を上に押し上げる力が弱いと足に滞ってしまいます。

他にも生理不順や内臓機能の不調など血流が原因でさまざまなトラブルを招く恐れがあります。

 

 

なぜ血の状態が悪くなのか?

・血と腸の関係と腸の役割

腸は排泄だけではなく、食べ物の消化・吸収をも担い、食べたものの栄養の90%は小腸で吸収されます。

大腸では吸収されなかったミネラルや水分を吸収し、便をつくります。

 

口にするものが栄養価のあるものであっても腸が健康でないと、きちんと吸収されず、せっかく食べる物に気を遣っているのに、もったいないのです。

 

腸で吸収した栄養は血液やリンパを通じてからだ全体の細胞に運ばれます。

腸できれいな血を作り全身に巡れば、十分な栄養・エネルギーが細胞に行き渡り

不要な脂肪・老廃物が蓄積されにくいため代謝もあがります。

 

腸内環境が良い状態

私たちの腸の中には約1000兆個もの腸内細菌が住んでいます。

 

その腸内細菌は微生物たちが栄養分の分解や、ビタミン・抗菌成分などを生成してくれます。

 

その腸内細菌には大きく分けて3種類あり、

・善玉菌

・悪玉菌

・日和見菌(ひよりみきん)

に分類されます。

 

善玉菌とは、体内の食べ物を発酵させて栄養素を生み出したり、

腸の細胞を保護してくれる、からだに良い働きをしてくれる菌のこと。

乳酸菌・ビフィズス菌など有名ですよね。

腸が整っているというのは、善玉菌が優勢の腸内環境の状態のことをいいます。

 

そして日和見菌というのは、

善玉菌か悪玉菌のどちらか勢力の強いほうに味方をする菌。

善玉菌が多い腸内環境にすることで日和見菌も味方にすることができ、

腸内環境を整えることにつながります。

 

悪玉菌が増えると腸内の食べ物が腐敗し、有害物質が生成されて血液に入り込んでしまったり腸の細胞を傷つけたりしてます。

 

悪玉菌と聞くととても悪者な気がしますが、実はO-157などの病原菌と戦ってくれる大切な細菌でもあります。

増えすぎることが様々な害につながってしまうのでバランスが大事です。

 

汚れた腸は、汚れた血液を作る

腸内環境が悪い=悪玉菌が多いと、

腐敗物質や毒素が血液に溶け込み、その血液が全身に巡ってしまいます。

そうすると、細胞の生まれ変わりを阻害してしまい、脂質代謝も悪化し、脂肪が蓄積・肥満の原因にもつながります。

 

毒素・腐敗物質、これがからだ全身を巡らないためにも腸内環境を整えて、質の良い血液を作ることが大事なのです。

 

汚れた血を綺麗な血に変える

腸から吸収した栄養は血液やリンパにより全身に運ばれ、

血液は腸から肝臓、そして心臓へ流れて全身を巡ります。

腸の中が汚れていると毒素や老廃物が血液に溶け込み、全身をかけ巡ります。

つまり腸内環境を整えてきれいな血が作られれば、流れも良くなり十分な栄養を含んだ血液が全身にいきわたります。

腸が変われば血液が変わり、細胞レベルで体質が変わります。

 

腸を整える食品

腸の上皮細胞は1日~5日で生まれ変わるといわれています。

・発酵食品や発酵調味料の摂取

発酵品に含まれる微生物が、腸で善玉菌として直接働きかけ、腸内環境のバランスを整えてくれます。

体外から侵入してきた菌やウイルスを排除し免疫力も高めます。

 

味噌・醤油・酢などの伝統調味料や甘酒・酒粕などには発酵によりできていて

また、納豆・ぬか漬けなどの発酵食品も良いとされています。

 

血流改善のための栄養素

・鉄分

鉄分はヘモグロビンという赤血球の色素をつくります。このヘモグロビンはからだの細胞に酸素を運ぶ重要な役割を担っています。

【大豆製品、ほうれん草、ひじき、切り干し大根、レバーなど】

 

・ビタミンC

美肌・美白にかかせないビタミンCは鉄分の吸収率を高めてくれる働きもしてくれます。

【ブロッコリー、かぼちゃ、ピーマン、柿など】

 

・たんぱく質

血液をつくる材料となるのはたんぱく質。また、肌・爪・筋肉・髪の毛・臓器・ホルモンなどあらゆる体の構成に必要な栄養素。

【魚類、肉類、豆類、卵】

 

5ビタミンE

血行を促進する効果のあるビタミン。

血管を健やかに.流れをスムーズにするといわれています。

また、抗酸化作用も強く、血液の酸化を防ぐ助けもしてくれます。

【アーモンド、かぼちゃ、ほうれん草などの青菜類、アボカドなど】

 

・ビタミンB12

造血ビタミンともいわれる、葉酸とともに赤血球の合成に深くかかわる栄養素。

たんぱく質の合成を助ける働きもしてくれます。

【しじみなどの貝類、レバー、牛肉、さんまなど】

 

・食物繊維の摂取

体内の老廃物や便を排出するデトックス効果や、悪玉菌を排除して血液をきれいに保つ働きも。

また、食物繊維は腸内細菌の働きにより分解され、人間が生み出すことのできないビタミンや抗菌成分を生成します。

 

「血液をきれいにする」ことも不調を起こさない第一歩です。そこにはやはり身体に入る食べもの、飲み物、重要です。

 

少しずつでも意識してきれいな血液をつくりクリアな気持ちで新年を迎えたいものです。

 

皆さま素敵な年末をお過ごしください

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