♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
疲れている脳「脳疲労」
最近なかなか疲れが取れない、なんだか上手くいかない、眠れない、集中できない・・など、思い当たることがあるかもしれません。
肝臓疲労や副腎疲労などの内臓も疲労して症状として現れます。
そして普段フル回転している脳は
確実に疲労しています。
脳疲労とは具体的にどういう状態?
脳疲労とは、当たり前ですが「脳が疲れた状態」のこと。
筋肉を使いすぎて筋肉疲労が起こり筋肉痛などが出るように、脳も使いすぎると「脳疲労」を起こし、正常に機能しなくなります。
脳には大脳新皮質と大脳辺縁系という司令塔があり、
大脳新皮質は、思考や学習などの精神活動を、大脳辺縁系は食欲や性欲などの本能や情動を担っています。
また大脳きは自律神経中枢や食欲中枢を司る間脳があり、
間脳は、意識しなくても心臓がキチンと適切なリズムで動くとか、適切にエネルギーをからだに入れるための食欲をコントロールしています。
この3つは、人間の体を機能させる「情報処理システム」です。
現代社会は「情報」に溢れかえっています。情報処理システムの処理機能を上回る情報が入りすぎると、脳はパニックを起こします。
まず大脳辺縁系が機能不全を起こし、大脳新皮質にも影響し、自律神経をつかさどる間脳にも影響を及ぼし脳の機能不全が起こってきます。これを「脳疲労」と言います。
この脳の状況を「脳の家族」に置き換えると、
大脳新皮質を父親だとして、大脳辺縁系は母親とします。
その両親の指示を受けるのが自律神経をつかさどる間脳という子供です。
もし、「もう休みたい」というお母さんに対して、お父さんが「休んではダメだ!」と命令を出しつづけたとしたら、お母さんは疲れ果てて動かなくなってしまいます。
自律神経を司る間脳である子どもは、両親の仲が悪いと戸惑ってしまい、
おかしくなってしまいます。
自律神経や食欲中枢である間脳が機能しなくなると味覚や嗅覚などの五感に異常をきたします。
味が分からなくなる、たくさん食べたくなる、眠れなくなる、感情が不安定になるなどの心とカラダに不調を起こし、やがて肥満の原因となる過食や運動不足、うつなどの精神疾患などのさまざまな病気につながっていくことも。。
脳の疲労を溜めない為には?
「飽きた」と感じたら休憩する
やる気や達成感が邪魔して中々解消できない「隠れ疲労」。
ひとつのことだけに集中していると、脳では同じところがずっと使われ続けることになるので、その部分だけが疲れてきます。すると脳は「飽きる」という指令を出して、その部分を休ませるためにその作業をやめさせたり、違うことをさせたりしようと仕向けます。
飽きたら気分転換。もちろん眠るのが一番ですが、眠れない時は気分転換して脳の違う部位を使うようにすれば、脳の疲労を起こしにくくすることができます。
禁止することを禁止する
分かりやすく言えば「~してはダメだ!」「~しなさい!」といった自分に対する禁止の命令をまず止めてみること。
さっきの家族で例えると「少し休もうよ」というお母さんに対して、お父さんは「休むな!こぎ続けろ」と言い続けることで、力尽きて脳フラフラになっていきます。
禁止することをやめることで「~してもいいんだ」と心が楽になるのです。
自分が心地よいことを始める
心地いいと感じることを一つでもいいからやってみる。それはダメだダメだと禁止していたものを許すということでもあります。
たとえば甘いものが大好きで「甘いものが食べたい」思うなら「甘いものを食べる」ということ。「~したい」と思うことをまずやってみる。
心地良いことを受け入れ実行することで、新たな「脳疲労」を、とりあえず解消または防止しようとするそうです。
脳の疲労は「あれをしてはいけない」などの抑制と、情報に溢れすぎて、自分と他人を比較するとこでも起きます。
ポイントは「心地良い」ということ。
美味しい、嬉しい、気持ちいい、幸せ
そんな感情をたくさん感じさせてあげること。
好きな音楽に触れ、美味しいものを食べる、良い香りをかぐ、綺麗な景色を見る、マッサージする、、、
私たちは太るから、高いから、時間がないから...と「心地良いこと」をたくさん我慢してしまっています。
また人との繋がりの中でたくさんの我慢をしてしまうこともあると思います。
言いたいことを言えない、人の顔色を伺う...きっと優しい人ほどそんな人が多い気がします。
「自分に優しくする」ということは自分を甘やかすことではないのだと思います。私もかつて我慢することは美学だと思っていました笑。
そして我慢がコップいっぱいになって、溢れ出し、結局それまでの我慢は何の意味もなかった。
もちろん我慢しなければならない時もあります。
脳疲労にはマッサージも有効だと言われています。皮膚は「第三の脳」といわれ
るようになり「あ~気持ちよいなあ」と感じたり、腹痛時に手でおなかをさすってもらうと「痛みが和らいだ」と感じたりするのは、実は体の表面の皮膚がキャッチしたものだったことがわかったそうです。
また、人間の皮膚にはアドレナリンなどの脳内物質を感じとる受容体があるため、様々な感情を作り出す役割も担っているのです!
そして身近な人にほど、弱音や愚痴をこぼせない人もいます。そんな時は友達でも家族でもない第三者に話すと楽になる場合もあります。
そんな時、思い出して頂けるようなサロンと私であれたらと思います。
本日も素敵な一日をお過ごし下さい◡̈
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