♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
その不調「巻き肩」が原因かも?!
最近お客様に多い症状。
肩が上がりにくい…50肩と思われがちですが、
デスクワークやスマホの操作、家事など同じ姿勢でいることが多く、巻き肩になり、それが肩こりや腕の痛みの原因になっていることがあります。
肩と肩甲骨が内側に巻かれるように前方へ出てくるような状態や姿勢のことを「巻き肩」といいます。
巻き肩は日常生活の積み重ねにより起こりやすく、肩・首のコリや頭痛、疲れがとれにくいなど、身体への負担や症状につながる原因につながります。
巻き肩の姿勢をとると肩の上部の筋肉「僧帽筋」が引っ張られ、緊張した状態が続きます。
これにより筋肉疲労が起きてしまい、血液循環が悪くなると首周りのコリにつながるだけでなく、呼吸が浅くなってしまうため体内に酸素がまわりづらい状態、いわゆる“酸欠”になってしまうこともあります。
首の頸椎は自律神経のスタート地点ともいわれている場所ですので、巻き肩の症状がひどくなると身体の傷みや老化だけでなく全身の倦怠感にもつながってしまい、体の器官に悪影響が出ることも考えられます。
食事・睡眠・運動などの生活習慣が安定しているにも関わらず、身体がだるい・眠れない・イライラするといった自律神経の乱れが気になる場合、巻き肩の姿勢が影響しているのかもしれません。
では、巻き肩を引き起こす原因はどのようなところにあるのでしょうか?
スマホ・パソコン
スマートフォンやパソコンを長時間使用していると、前かがみの姿勢を持続させてしまいます。
また、目をよく使うのでピントを合わせるために働く「毛様体筋」の緊張状態も続き、血流の悪化や疲労の蓄積につながります
横向き寝
肩を下にして寝ることで肩甲骨が開きっぱなしの状態になり、背骨から離れ、自然に巻き肩になってしまっているのがこの姿勢が横向き寝の姿勢です。
寝やすい体勢というのは習慣化されており、仰向けで就寝しても睡眠中に横向きの姿勢に寝返ってしまうことも少なくありません。
育児
授乳や乳児を抱っこする姿勢は自然と前かがみになることが多く、肩が前に入り込む体勢になりがちです。
赤ちゃんの重みもプラスされ、肩甲骨周りが凝り固まってしまい、痛みや肩こりへの影響も大きくなってしまいます。
ハイヒールを履く
ヒールの高い靴を履いていると、立ち姿や歩いている姿勢が前傾しやすく、無意識のうちに肩が前へ入り込んでしまう体勢になってしまいます。
バランスをとるために、身体の筋肉が緊張した状態になりやすいので、血液循環も悪くなります。
腕を組む
腕組みは癖で行うことが多い動作ですが、腕全体を圧迫し血流を悪くするだけでなく、肩が内側へ入りやすくなるため、巻き肩になってしまいます。
運動不足
運動不足の人は日常生活の上で筋肉を使わずに過ごす時間が長く、筋力や肩甲骨の柔軟性が低下し、猫背や巻き肩でいることが楽な状態になりますを
呼吸も浅くなり、胸が圧迫され酸素や血液の循環が悪くなってしまうこともあります。
巻き肩の予防、改善法
胸筋をほぐす
1. 足を肩幅より少し広い位置に置いて立ち、手のひらを外へ向け、腕は自然に下ろす
2. 片方の手を反対側の頬に合わせ、目線を少し上にあげながら下ろしている腕をプラプラっと動かす
3. 鼻から息をし、3~4呼吸程度繰り返したら逆側も同様に行う
タオルを使って肩伸ばし
1. 両手でタオルの両端を持ち、出来るだけピンと張る
2. ピンとタオルを張った状態をキープしたまま、両手を高く上げる
3. 肩を後ろに引いて、胸を思い切り張る感じで広げる
肩甲骨はがしストレッチ
• 立つ、もしくは座った状態で背中をまっすぐに伸ばし、片腕を耳の横から頭の上に伸ばす
• 手のひらは前へ向け、できるだけ遠くに伸ばすように意識する
• 腕を遠くに伸ばした状態をキープしながらゆっくりと腰の位置まで下ろす
• 左右5回程度繰り返す
巻き肩かもしれない
と思ったら肩や肩甲骨周りに効くストレッチを試してみてくださいね。
それでもしんどい方は
私が得意とする「肩甲骨はがし」
やはり人にやってもらうのが1番です笑
ぜひお試しくださいね。
今日も素敵な一日をお過ごしください☆
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