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ファティーグ・ファクターとは
忙しいと「ちょっと疲れたなぁ」と感じても休む時間がなかったり、もっと頑張らないと…とその疲労がどんどん蓄積されてしまうことも。
疲労とは発熱や痛みなどの兆候と合わせて「三大生体アラーム」と言われ、ホメオスタシス(恒常性)の異常を知らせる兆の一つです。
最近耳にするファティーグ・ファクター(疲労因子FF)という言葉
実は、“疲労”というのはハッキリとして正体がわかっていませんでした。
疲れた~の原因は、医学的に明らかになっていなかったのです。
最近そのメカニズムが解明され、
“疲れ”には「疲労因子FF」という物質が関わっていることが分かったそうです。
疲労因子ファティーグファクター(FF)とは?
疲労度合を示すタンパク質のことです。
実は、このタンパク質がカラダに蓄積すると、細胞死(アポトーシス)を促進させ、
心臓病や糖尿病などの生活習慣病の原因になると考えられています。
怖いのは「隠れ疲労」
FFは蓄積されていも、それに気づかないことがあります。
それは、脳内の「報酬系回路」が働くことに原因があり、
「報酬系回路」とは、とても忙しい場合でも、その仕事に並々ならぬ“やりがい”を感じていたり、
使命感や責任感を感じている場合、または、仕事に対して「ご褒美」のような報酬がある場合など
脳が疲労を無視してしまうのです。
実際の疲労と、自覚できる疲労に差があります。
疲労因子FFが生まれる原因
人間が疲労する仕組みはというと…人間が活動すると、細胞の中で大量の酸素が消費されます。
同時に、活性酸素が発生します。
そして、この活性酸素が、細胞をどんどん傷つけ、酸化(=サビ)させていきます。
このとき、FFが発生するのです。
主な疲労原因(ファティーグ・ファクター)
疲労は「身体的疲労」「精神的疲労」「神経的疲労」などが複雑に絡み合っています。
生活スタイルによって原因は人それぞれですが、だからこそ、ご自身の疲労が何を知ることは、大切なのかもしれません。
・意外にも食べ過ぎは疲れの原因に
栄養バランスを整え、食事の質を高めてゆくことは大切ですが、過食による内臓の働きすぎ(身体的疲労の一部)が疲れの一因になるともあります。
疲れた時は栄養のあるものを食べて元気を出そうするよりも、胃腸を一旦休息させるほうが効果的な場合も。食べても調子が回復しない時は、一旦胃腸を休めてみるのもよい方法です。
お疲れは、どのタイプ?
気持ちが疲れを凌駕する人→ 身体的疲労タイプ
朝早くから夜遅くまで精力的に働くビジネスパーソンなどに多いパターン。
肉体疲労が蓄積していることに気が付かない場合があるようです。
生真面目さゆえのオーバーヒート→ 身体的精神的疲労の複合タイプ
生真面目さから手抜きが出来ず、精神的な負荷がかかりやすいタイプ。
人間関係のストレスに悩む方もこのタイプに分類される場合が多いそうです。
スマホやpcなど24時間デジタル漬け→ 神経的疲労タイプ
暇さえあればスマホの画面を見続けている人や、PC画面を見ることが多い人がこのタイプ。
疲労を回復させる方法
自分が疲労を自覚していてもしていなくても、やはり「適切な休養」が必要なのです。
疲労回復物質FR
(ファティーグ・リカバリー・ファクター)
FRは、疲労因子FFが体内に発生すると機能し始め、
FFによって傷ついた細胞を修復、
FFを除去する働きがあるそうです。
FRを増やす方法
少し疲れて、少し休む。
FRはFFが発生すると機能を始めます。
少しだけ運動したり、入浴したりして、軽い疲労感を覚えると、FRが機能するわけです。
やはり睡眠
その最大の特効薬は、なんといっても、夜の心地よい睡眠に尽きます。
疲労が深刻化・慢性化しないように、「その日の疲れはその日のうちに解消」することを目指せたらいいですね。
質の良い眠り、そして自分にとって良い「リラックス法」を見つけ、疲労を溜めない身体作りを心がけてくださいね☺️
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