♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2023 / 08 / 04  07:40

【冬病夏治】冬の不調は夏に治す

【冬病夏治】冬の不調は夏に治す

 

暑い日が続いて、かき氷やアイス、冷たい飲み物ばかり食べてしまいがちですね^^;

 

東洋医学では、冬病夏治(とうびょうかち)といって、冬に起こりやすい不調や病気を、暑い夏の時期に治すという考え方があります。


例えば、冷え性の他、冬にひどくなる喘息や気管支炎、リウマチ、アレルギー性鼻炎や、冷えが原因の症状(生理痛、不妊、免疫力の低下、花粉症など)

 

これは冬に不足がちな陽の気が足りないことが原因の一つで、陽気の気を夏にしっかりチャージして冬に悪化する症状を緩和させる、つまり夏の養生によって好転するという考え方があります。

 

人間は自然と同じく、季節に順応し生きています。
暑い夏の間にの気をチャージし、秋冬の寒さに対抗できるように準備します。

 

夏の自然界にある陽が上昇し、強くなって発散する時期、体の陽気も成長しやすくなるのだそうです。

 

夏は気温が上昇し、人体の体表にある血管が暑さによって拡張するので、体内の気血は体表へ拡散しやすくなるからです。


その為、体内に滞った冷えや老廃物を排出させる絶好のチャンスです。

 

体にこもった湿気や熱を適度にとることは必要なのですが、冷たいものを取りすぎてしまったり、クーラー中で過ごすことが多いと、せっかくの夏の陽の気を損なってしまい、それが冬に冷え性や症状として表れてくるのです。

 

なるべく温かい飲み物や食べ物をとる、日光浴をする、運動や入浴で発汗する機会をつくる等、身体を温めて新陳代謝を良くすることを意識してみてください。

 

毎年、寒い季節に不調が起きやすい人は春夏の過ごし方を変えると見直してみると良い変化があるかもしれません。

 

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2023 / 08 / 02  07:32

歯ぎしり、眠りの浅さ、とれない疲れ…の意外な原因

 

睡眠中の歯ぎしり、寝汗がひどい、悪夢にうなされたり、寝ても疲れが取れない

 

それは「夜間低血糖」が原因かもしれません。

 

まず

炭水化物が多く含まれているお菓子やご飯、パンのような食べ物は血糖値を急上昇させますが

 急上昇した血糖値に対して膵臓からインスリンを大量に分泌します。

 

大量に分泌されたインスリンは血糖値を急降下させ

この血糖値乱高下を「血糖値スパイク」と呼びます。

 

夜間に急激に低血圧になることを夜間低血糖といい

寝ている間に血糖値が下がると、血糖値を再び上げようとストレスホルモンと言われるアドレナリンやコルチゾールというホルモンが分泌され血糖値が上昇します。

 

そのため本当なら副交感神経優位である睡眠中に交感神経優位になってしまい、歯ぎしりや食いしばり、悪夢、寝付きが悪い、夜間覚醒の症状が出現するのです。

 

「夜間低血糖」の可能性チェック

 寝汗や歯ぎしり、悪夢を見るなど、睡眠の質が悪い

 寝る前に何か食べないと眠れないことがある

 午後34時ごろにだるさや眠気、集中力の低下を感じる

 朝起きたとき、頭痛や肩こり、疲労感などがある

 わけもなく不安感に襲われるなど、感情の起伏が激しい

 

血糖値の急上昇&急降下を防ぐには、ご飯やパンなどの糖質を抑え(特に夕食)たんぱく質を増やすのが有効です。

 

歯ぎしり、食いしばりの原因はストレス!と言われますが、夜間低血糖から起きることはあまり知られてないそうです。

 

眠りが浅い方、寝ても疲れがとれない方は

食事を見直してみるというのもひとつかもしれません。

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2023 / 07 / 31  08:54

心のエネルギー

心のエネルギー

 

人は体と心にエネルギーを持っていますが

 

体が元気でも心のエネルギーがないとモチベーションが上がらず

心のエネルギーが満ち足りていても、体が元気でないと行動を起こせません。

 

 特に精神()にもエネルギーがあって

消耗したらちゃんと充電して回復させる必要があります。

 

 

心のエネルギー不足になると

 

食べすぎたり、飲みすぎたり、

情報を見過ぎたり

他人に目がいってしまったり

 

何かを内側に溜め込もうとして

過剰にしてしまったり

 

外側に目が向くだけでなく

ネガティブな情報ばかりが入ってきてしまったりします。

 

エネルギーは目に見えなくても

例えば、誰かのことを考えると、その人にエネルギーが送られたり、

仕事について考えると、仕事にエネルギーが向けられ、

心が一つのことに集中すれば、それだけエネルギーの力が強くなります。

 

逆に、雑念などで心が散漫になっていると、エネルギーも分散され、体も消耗しやすいです。

心が自分の体の内側に向けられているときは

体内にエネルギーが溜まります。

 

そして

【気になっていることをやらない間は、無意識にエネルギーを浪費し続けている】
らしいのです。

 

やらなきゃいけないこと、やりたいと思っていることを後回しにしているだけで知らず知らずのうちに
エネルギーを浪費してしまっているんですね(泣)

 

そして「我慢」もエネルギーの消耗になります。

 

そしてエネルギーを回復させるためには、

まずは、自分の好きなことをして、満足感を感じること

高すぎない目標を持つこと

 

自分を肯定すること

 

 

弱音を吐きたくなること、疲れてしまうことも

あって良いんだって、認めることも大切だと思います。

 

 

それから

 

人間というのは「気付き」を得ることでエネルギーが湧いてくることがあるそうです。

 

どうすれば良いのか分からない状況だったが、抜け出す方法が見つかったとしたら一気にエネルギーが湧いてくるということもあったりします。

 

希望が見えたり、道しるべがあることでエネルギーは湧いてくるものなのです。 

その道しるべや解決方法というのは気付きによって得られます。

新しい発見や気付きというのは心のエネルギーが消耗している時ほど大切なものです。

 

体のエネルギーも心のエネルギーも

自分で上手に回復させていきたいものですが

 

時には人に頼るということも大切なのかもしれません。

 

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2023 / 07 / 30  07:35

プラシーボ効果

プラシーボ効果

 

子供の時に「痛いの痛いの飛んでけー」ってしてもらったら痛くなくなった!

 

みたいなことや

 

「万能薬です」と言われて砂糖玉を飲んで治ったなど

 

こういったおまじないやニセ薬は

 

人の思い込みがカラダに与える不思議な力による「プラシーボ効果」と言われています。

 

逆に、「プラシーボ」が負の力を発揮することもあり、これを「ノーシーボ効果」といいます。

 

たとえば「この薬を飲むと、頭痛や腹痛が起きるかもしれませんよ」と。すると不思議なことに、偽薬を処方されたグループでも、なぜか頭痛や腹痛の症状を訴える者が出てくるそうです。

 

わたしはこのフラシーボ効果が思っている以上に多くのことに、影響し、重要で

 

効くと信じれば効くし、

心配すれば心配なことが起きる

 

「病は気から」は本当で

人のカラダと頭は面白い関係です。

 

フラシーボデ効果は脳が大きく関係していて

特に脳の報酬中枢に着目されています。

 

報酬中枢とは脳の「側坐核」という部分にあり、「欲求が満たされたときや満たされることが分かったとき」に活性化し、快楽を与えるそうです。

すると免疫力も活性化するんだとか。

 

つまり「良いことがある」という期待や快楽によって、免疫力が高まるということが立証されています。

 

またポジティブな思い込みはドーパミン増え、ネガティブな思い込みは

ドーパミンか減少するそうです。

 

不思議と「思い」だけで

精神的、肉体的にも健康は変化します。

 

鰯の頭も信心から

とか

信じるものは救われる

というように

考えようによってプラスにもマイナスにも働く思い込みの力

 

だからこそ「言葉」って大事です。

 

 

これをすれば、幸せな気持ちになる

ここに行くと、良いことがある

 

フラシーボ効果を

上手に利用すれば

どんなことも「心のお守り」になるのだと思います。

 

「わたしは健康だ」

「わたしは運が良い」

 

まずはそう思うことから、何かが変わるのかもしれません。

 

 

たまに「何をしても良くならない」と言う方がいますが

 

ぜひマッサージに行くときも「良くなる」と信じて受けてくださいね笑

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2023 / 07 / 29  07:41

夏の心の持ち方

夏の心の持ち方

 

昨日の「心静自然涼」の続きです。

 

東洋医学では夏は「」(しん)の負担を減らしてあげたい季節と言われます。

 

まず、ここで言う""は西洋医学的な心臓の働きだけでなく、心には5つの神(神・魄・魂・意・志)をまとめ、意識と精神をつかさどる神志が存在するので

 

血を全身に循環させるポンプのような役目と、精神や意識、思考をコントロールする2つの働きがあります。

 

 

夏は身体の機能が一年で最も活動的になりますが

 

活動的になるということは

身体の臓器が活発に動くということでもあります。

 

その中心的役割を担っているのは心臓です。

 

 活動するということは、それだけ身体全体にたくさんの血液を送らないといけないので

 

心臓が頑張って動かないといけないわけです。

 

だから、夏はなるべく心臓の負担を減らしてあげた方が良いのです。

 

 

心臓さんの負担になることは

 

 焦り、不安、イライラ、ハラハラ

 

 そして、頭がカーっとなることや

心臓がバックバクするそんな感情です。

 

ギリギリ間に合う電車へ無理に駆け込む、遅刻しそうで走る、急いで食べてすぐ動くなどの行動も心(しん)へ負担をかけます。

 

1712年に書かれた「養生訓」という本があり江戸時代の健康で長生きするためのバイブルだっそうですが

現在も昔もその考え方や精神は変わらないとされます。

 

養生訓にある夏の過ごし方として

 

~ 気を養う法 ~
心を静かにして騒がしくせず、ゆったりとしてせまらず、気を和かにして荒くせず、言葉を少なくして声を高くせず、大笑いせず、いつも心を喜ばせてむやみに不平をいって怒らず、悲しみを少なくし、どうすることもできない失敗をくやまず、過失があれば一度は自分をとがめて二度とくやまず、ただ天命にしたがって心配しないこと、これらは心気を養う方法である。「養生訓」より

 

 

 つまり

 夏は焦らない、慌てない、怒らない

 

 

その季節の疲れは、その時でなく

次の季節やその次の季節に現れます。

 

 

暑いからこそ、体も心も穏やかに過ごすよう

心がげしましょう。

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